ピアストリ、痛ましいペナルティに「空気に溶けることはできない」

oscar piastri mclaren brazil
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ブラジルGP決勝、マクラーレンのオスカー・ピアストリは4番グリッドからスタートし、最終的に5位でフィニッシュした。現在、ドライバーズチャンピオンシップ2位のピアストリは、痛ましいタイムペナルティを受けたことにほとんど納得していない様子だった。

アウトドローモ・ジョゼ・カルロス・パーチェで、ピアストリが怒る理由は十分にあった。セーフティーカー後のリスタート時、ピアストリはキミ・アントネッリと接触し、その結果、アントネッリはシャルル・ルクレールと衝突。ルクレールは非がないにもかかわらずリタイアすることになった。アントネッリとピアストリはレースを続けられたが、メルセデスのルーキーが2位を獲得する一方で、ピアストリは痛ましい10秒のタイムペナルティを受け入れなければならなかった。


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レースを管理するゲルト・エンサー、マチュー・レメリー、ターニャ・ガイルハウゼン、ペドロ・ラミー、ルシアーノ・ブルティは、早期のセーフティカー後のリスタート時に第1コーナーで発生した複数の接触について、ピアストリが単独で責任を負うという結論に至った。しかし実際には、ピアストリはアントネッリの横に十分近づいておらず、スペースを残す義務はなかった。さらに、ピアストリはアントネッリとの接触を避けようとしてブレーキをかけすぎたに過ぎなかった。

それでも、ピアストリはチームメイトのランド・ノリスとのタイトル争いにおいて後退を余儀なくされ、驚きを隠せなかった。5位でゴールした彼に対して、ノリスはこのレースを制している。

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ピアストリはレース後、次のようにコメントした。「私の意見では、インサイドを通過する非常に明確なチャンスがあった。ホイールはロックしたが、白線上にいて、それ以上左に行くことはできなかった。空気に溶けることはできない」

さらにこう続けた。「もう一度やり直せるとしても、同じことをしたと思う。すべてをうまくコントロールしていたし、単に引き下がることはできなかった。可能な限り左に寄っていたので、ほかに何ができたかを言うのは難しい」

2025年F1ブラジルGP 決勝 順位・結果

1.ランド・ノリス(マクラーレン)
2.キミ・アントネッリ(メルセデス)
3.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
4.ジョージ・ラッセル(メルセデス)
5.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
6.オリバー・ベアマン(ハース)
7.リアム・ローソン(レーシングブルズ)
8.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)
9.ニコ・ヒュルケンベルグ(キック・ザウバー)
10.ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
11.アレックス・アルボン(ウィリアムズ)
12.エステバン・オコン(ハース)
13.カルロス・サインツ(ウィリアムズ)
14.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
15.フランコ・コラピント(アルピーヌ)
16.ランス・ストロール(アストンマーティン)
17.角田裕毅(レッドブル)
DNF.ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
DNF.シャルル・ルクレール(フェラーリ)
DNF.ガブリエル・ボルトレート(キック・ザウバー)

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