【アブダビGP】角田裕毅、メディアデーのコメントPart2
アブダビGP木曜のメディアデーで、レッドブルの角田裕毅が記者の質問に応じた。
2026年シーズンはレッドブルのフルタイムドライバーではなく、テスト兼リザーブドライバーとして活動することが発表されて以来、これが初めてのメディアセッションとなった。
こちらはPart2です。Part1をまだご覧になられていない方はご覧ください。
Q: 今回の機会を受けたことについて、後悔はありますか? そして、シーズンを振り返り、イモラでのクラッシュがアップグレード的にも自信的にも後れを取るきっかけになったと思いますか?
A: 多分、自分にはあまり後悔はないかな。
唯一の後悔は、あの本当に良いクルマを逃したこと。
それから、自分の子ども、赤ちゃんを投げ捨てるような気持ちだよ。
なぜなら、規則が変わったときから、自分がチームと一緒に何年もかけて開発してきたクルマだからね。

自分のDNAがその中に入っているのは確かだね。
だから、あれを逃して、僕たちがが求めていたレベルに最後に到達できずに終わってしまったのは、確かに寂しい。
でも同時に、その決断自体は後悔していないよ。
イモラのことは、確かに自分が振り返って今でもとてもフラストレーションが溜まるものだった。
あのクラッシュはとても不必要だった。そして、それがパーツ面でも後れを取る原因になったのは確かだよ。
でも同時に、シーズン全体を見れば、特に後半のシーズンでは、結果だけを見るとQ1落ちとかで悪く見えるかもしれないけど、(マックスと)同じクルマを手にしたときは、とても競争力があったし、まったく同じクルマを手にしたとき、自分は彼ととても競争力があった。
それがこのシートが苦戦していたところだと思う。
自分がどれだけ成長したか誇りに思うし、このシーズンでどれだけ成長したかも誇りに思っている。
もちろん、マックスがグリッド上で最も優れたドライバーであることは否定できない。
同時に、自分がかなり近いレベルまで追いつけたことは嬉しい。
特に今年のような、とてもとてもタイトなフィールドの中でね。
歴史上最もタイトなマージンで戦っていた年の一つだから。
Q: 今年のベストレースとワーストレースは?
A: ベストレースは、もし含めていいなら、カタールのスプリントレース。ワーストはオーストリアかな。
Q: ホンダとレッドブルのパートナーシップについて。ホンダの関係はどうなりますか? そしてホンダのサポートについて何か言葉をお願いします。
A: 彼らの何年にもわたるサポートに感謝している。
未来がどうなるか、これがどう進むかわからないが、彼らのサポートには本当に感謝している。
他の多くの人たちにも感謝している。みんな大好きだ。
来年は、自分たちが取る方向が少し違うものになる。
でも自分はここ(F1)にいるし、お互いにどう協力できるか、見ていきたいと思う。
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