ハジャー、モンツァでピットレーンスタートからポイント獲得の輝き
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レーシングブルズのルーキーのアイザック・ハジャーがイタリアGPで鮮烈な走りを見せた。ピットレーンからのスタートにもかかわらず10位でフィニッシュし、貴重な1ポイントを持ち帰った。
「とても嬉しい。今日は本当にできることをすべてやりきれたと思う」とハジャーは語った。「レースはすごく楽しかった。マシンの速さもあり、チームの戦略も完璧に機能した。レース全体を通じて良いペースを保した」
予選での失望によりピットレーンからのスタートとなったハジャーだったが、チームの判断でハードタイヤを履き、クリアな空気の中で走行。これが功を奏した。「レース前はDRSトレインに引っかかるだろうと思っていた。でも実際にはハードタイヤを活かして空いているトラックで走ることができた。ほとんど予選ラップを連続で走っているような感覚で、タイヤのデグラデーションもなく、とても楽しいレースだった」と振り返る。
「土曜日の悔しい予選からピットレーンスタートになった中で、この1ポイントはチームとして本当に価値があると思う。2週間後のバクーが楽しみだ」とも語った。
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20歳のフランス人ハジャーは、来季マックス・フェルスタッペンのチームメイト候補と目される存在。今回もヘルムート・マルコ氏をうならせる、クリーンかつアグレッシブな走りで評価をさらに高めた。一方、レッドブルのマシンで予選トップ10に入ったにもかかわらず決勝で無得点に終わった角田裕毅は、シートの立場がますます厳しくなっている。
2026年に向けたレッドブルのドライバー計画が注目を集める中、ハジャーはフェルスタッペンの横に並ぶ最有力候補として、その存在感を一層強めている。
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