ピアストリ、シーズン4勝目でチャンピオンシップのリードを広げる

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マクラーレンのオスカー・ピアストリは、マイアミGPでシーズン4勝目を記録し、印象的なシーズンスタートを飾っている。ピアストリは序盤からトップに立ちレースを支配し、チャンピオンシップのトップとしてポイントを重ねた。

雨が予想されていた為、レースは不安定なものになると予想されていたが、レース中に雨は降らなかった。レース序盤は非常に盛り上がりを見せ、ポールポジションからレースをスタートしたレッドブルのマックス・フェルスタッペンは、マクラーレンのランド・ノリスとサイドバイサイドの展開に。 また、レース開始直後にはアルピーヌのジャック・ドゥーハンがレーシングブルズのリアム・ローソンと接触する場面もあった。

一方、ピアストリは序盤でキミ・アントネッリを攻略し、トップを走るフェルスタッペンを追った。フェルスタッペンは14周目にピアストリにオーバーテイクを許し、18周目にはノリスもフェルスタッペンをオーバーテイクし2番手に躍り出た。

オリバー・ベアマンのリタイアによって導入されたバーチャルセーフティーカー(VSC)の際には、ピアストリ、ノリス、ラッセルを含む数台は好条件でピットストップを終えることができた。ミディアムタイヤで走行していたラッセルは、ピットストップ時にフェルスタッペンを追い越すことに成功して3位に浮上した。

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その後、マクラーレンの2台は軽快な走りを続け、最終的には数台が周回遅れになる程のギャップを広げた。ピアストリは、ノリスとラッセルを抑え、トップでフィニッシュ。ポールポジションからスタートしたフェルスタッペンは表彰台に立つことは叶わなかった。ウィリアムズのアレックス・アルボンが5位に入り、チームに好成績を残した。

アントネッリは、フェラーリの2台を抑え、6位でフィニッシュ。フェラーリのシャルル・ルクレールとルイス・ハミルトンはチームの戦略ミスが目立つ残念なパフォーマンスだった。ウィリアムズのカルロス・サインツが9位、レッドブルの角田裕毅は5秒のペナルティを受けていたが順位は変わることなくポイント圏内の10位に入った。

この勝利のおかげで、ピアストリはチャンピオンシップでノリスに16ポイント差をつけてトップを保守している。


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