【アブダビGP予選】マクラーレンのフロントロー独占
マクラーレンのランド・ノリスが2024年シーズン最後のポールポジションを獲得し、アブダビGPのスターティンググリッド最前列からスタートする。2番手には、チームメイトであるオスカー・ピアストリが並ぶ。ニコ・ヒュルケンベルグの4番手、ピエール・ガスリーの6番手は素晴らしいパフォーマンスだった。
ハミルトンの失望、ドゥーハンは最後尾
2024年シーズン最後の予選。20人のドライバーのうち、誰が今年最後のポールポジションを獲得するのか?Q3の最後に答えが明らかになる。
セルジオ・ペレスが最初にリファレンスタイムを記録したが、トラックリミットのためそのタイムは取り消された。続いて、タイムシートのトップはマックス・フェルスタッペン、そしてカルロス・サインツに変わった。驚きはケビン・マグヌッセンで、ハースのマシンで3位に入った。
週末から好調なマクラーレンは、マグヌッセンのすぐ後ろに位置していた。ジョージ・ラッセルとルイス・ハミルトンはトップ10の最後尾についた。
脱落圏には、ジャック・ドゥーハン、リアム・ローソン、アレックス・アルボン、セルジオ・ペレス、フランコ・コラピントがいた。
だがペレスのタイムが取り消された後、最終的にそのタイムは回復し、3位に返り咲いた。
Q1の最後の数秒、コースは改善された。その証拠に、バルテリ・ボッタスが暫定最速タイムを記録。残念ながらハミルトンは、メルセデスでの予選はここで終わり、18位となった。ハミルトンにとっては大きな失望だ。彼のタイムは、マシンの下に引っかかったコーンによって完全に台無しになった。
アルボン、周冠宇、ハミルトン、フランコ・コラピント、ドゥーハンはここで予選を終えた。シャルル・ルクレールがQ1で最速タイムを記録した。
ルクレールのタイム取り消し、サインツが最速
最初にリファレンスタイムを記録したのはフェルスタッペンで、1分22秒998。最初の走行でフェルスタッペンが最速となり、ランド・ノリスを1秒、オスカー・ピアストリを2秒引き離した。その後、角田裕毅、カルロス・サインツ、ニコ・ヒュルケンベルグ、ラッセル、ローソン、ペレス、そして14コーナーでクラッシュ寸前になったルクレールが続いた。
この時点で脱落圏にいたドライバーは、フェルナンド・アロンソ、ランス・ストロール、ケビン・マグヌッセン、バルテリ・ボッタス、ピエール・ガスリーだった。
最後の走行で、サインツがQ2の最速タイムを記録した。彼のチームメイトであるルクレールは悲劇的で、そのタイムは取り消され、予選14位、明日は最後尾スタートとなる…コンストラクターズタイトルを目指すフェラーリにとって、厳しい一撃となった。ペレスはQ2を通過し、驚くべきことにボッタスもQ3に進出。角田、ローソン、ストロール、ルクレール、マグヌッセンがQ2で敗退した。
マクラーレンのフロントロー独占
フェルスタッペンの最初のアタックラップは信じられないほどで、最後のコーナーでほとんど横転寸前となり、マシンを壁にぶつける寸前だった。それでも最速タイムを記録した。ノリス、ピアストリ、サインツ、ヒュルケンベルグ、ガスリー、アロンソ、ペレス、ラッセル、そして最後にまだタイムを記録していないボッタスを抑えた。
2024年シーズン最後の予選を制したのはノリスだった。ノリスはチームメイトのピアストリを抑えた。サインツが3番手、驚くべき4番手はヒュルケンベルグ、フェルスタッペンとガスリーの前に立った。
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