【中国GP木曜日】角田裕毅のコメントを紹介

レーシングブルズの角田裕毅は、2025年シーズンの第2戦中国GPを前に、前回のオーストラリアGPでの戦略について、チームの現在の雰囲気や、チームメイトのアイザック・ハジャーについて語った。以下は中国GP木曜日の角田裕毅のコメントである。
「チームは完全にリセットして、今週の中国でのスプリントに向けて最大限準備している。オーストラリアGPの敗因は戦略ミスだ。でも、一番大切なことはレース終わりに、僕にすぐに謝ってくれたし、これからに向けて何をすべきかということを明確に理解しているということだ」
「正直、去年のブラジルでのステイアウトしてそれがあだとなった作戦が多分頭にあったんだと思う。それで、ああいった作戦が生まれてしまったんだと思う。あんな天気は、正直どっちに転ぶかわからないから難しいところだ。不運なことにほとんどのチームが良いストラテジーをしたから、その分余計悔しい思いをした。まぁ難しいけど、それを予防するような方法はあるはずだから、それを活かしていかないといけないね」
「コミュニケーションは問題なかった。もし今もう一度あの状況に置かれたとしても同じコミュニケーションを取ると思うよ。しょうがないよね」
「手ごたえは感じたし、同じことを続けて更に少しずつ成長していきたい」
「ああ、レース終わりにアイザック(ハジャー)に声をかけたよ。ああいった路面や天気、状況は経験者でも苦戦していたし、カルロス(サインツ)でもセーフティーカー中にああいったことを起こしてしまっていた。特にF2で雨のオーストラリアを走ったことがある経験があったとしても、いきなりオーストラリアGPのような白線を含むサーキットでの雨のセッションはかなり難しい。そして何よりも一番は、彼が今まで積み上げた自信やクルマに対する理解を崩さないで欲しいなと思った。それまではすごくいい仕事をしていたからね。だから、これからに向けて慰めるような言葉をかけたよ」
「僕自身は、オーストラリアGPでのレース後にオーストラリアに2日間くらい滞在して、トレーナーとテニスをしたり、特にローラン(メキース)が少し落ち込んでいるというか、普段の様子ではなかったから、元気づけるためにヨガを一緒にしたりしてリラックスして回復したよ。メルボルン自体好きだから、気晴らしに歩いたりもしたかな」
「昨年の中国GPは、正直今考えるとクルマに問題があったのかなと思う。あそこまで悪かったのはあのレースしかない。思うように機能していないなというところがあった。だから、昨年のレースウィークのことは忘れて今週にかけて、また新しいサーキットに入っていく気分で臨むよ」
「オーストラリアGPほどのパフォーマンスはここでは出せないかもしれない。でも、クルマから最大限のものを出していきたい」
「ザク(ブラウン)が僕を称賛していたコメントに関しては、ポジティブなことを言ってくれていたのは嬉しい。もっとそういったコメントを出してもらえるともちろん嬉しいし頑張りたいけど、まぁ特に正直、気にはしていないよ。自分は自分で、そう言ってもらえるような走りをしていきたい」
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