アルボン、ウィリアムズの「膨大な作業」を称賛
ウィリアムズのアレックス・アルボンは、日本グランプリと中国グランプリの間に、チームが2台のマシンを修理し、FW46用の新しいパーツを上海に持ち込むために行った膨大な作業を称賛した。
オーストラリアと日本での複数のクラッシュによりパーツ代がかさんだ2レース後、ウィリアムズは今週末に予定されている中国グランプリに間に合うよう、ここ数日休みなく作業を行った。
スペアパーツの在庫を補充する必要があったのだ。
ウィリアムズは2台のマシン(特に日本グランプリの1周目でクラッシュしたアルボンのマシン)の準備に成功しただけでなく、チームは上海に新しいパーツを持ち込むことにも成功。
両マシン用の新しいフロントウイングとアルボンのマシン用の新しいハロ周りのボディワークを用意した。
アルボンは木曜日、上海で次のように語った。
「クラッシュは起こるものだ。クラッシュそのものについてはあまり考えていない。今週末に向けて重要なのは、明らかにファクトリーでマシンを準備するために行われた作業だ」
「チームは週末に向けてすべてのパーツを準備するために膨大な作業を行った。ここでどのように展開するか見てみよう。これはチャンスの週末だと思う。そして今、レースに向けてパーツの準備が整った」
ウィリアムズのチーム代表であるジェームズ・ボウルズは2週間前の日本で、シーズン開幕以来の数々のクラッシュによる損害が、シーズン後半にチームの予算に影響を与える可能性があることを示唆している。
これはウィリアムズが将来的なアップデートを導入するのに苦労する可能性があることを意味している。
しかし、アレックス・アルボンにとって、シーズンのこの時期にそれについて議論するのはまだ時期尚早で、アルボンはむしろ目先の将来に集中することを好んでいる。
「私は現在に集中している。それほど影響はないと思う」と彼は付け加えた。
中国グランプリを前に、ウィリアムズはアルピーヌとキック・ザウバーと共に、まだ1ポイントも獲得していない3つのチームの1つだ。
しかし今週末の上海では、F1シーズン初のスプリントレースが予定されており、アルボンによれば、これはチームに良い機会を提供する可能性がある。
「上位チームの一部があまり調子が上がらず、もう少し準備が必要になることを願っている。それが小さなチームが活用できるチャンスだ」
「シミュレーターで多くの時間を費やし、できるだけ準備を整えるよう努力してきた。これ以上できることはあまりない。でも、そうだね(チャンスはある)。何が起こるか見てみよう」
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