インディカー王者パロウ、マクラーレンとの契約破棄をめぐり法定へ

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インディカーで4度の王者となったアレックス・パロウは、マクラーレンとの民事訴訟をめぐり、月曜日に裁判所へ出廷した。

この問題の発端は2022年シーズンにさかのぼる。スペイン人ドライバーのパロウはイギリスのチーム、マクラーレンと契約を結んだと発表した一方で、チップ・ガナッシ・レーシング(CGR)は翌年も残留すると発表していたのだ。

当時、この対立は和解によって収束し、パロウはCGRで走り続けることとなった。結果的にこの選択は実を結び、28歳の彼はその後インディカーで4度のタイトルを獲得し、直近では2025年シーズンの王座にも輝いた。

しかし現在、マクラーレンは契約破棄に対して約2,000万ドルの損害賠償を請求しており、その金銭的な決着をつけるため、ロンドンでの裁判手続きが始まった。

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今月初めに米国メディア「Fox Sports」の取材に応じたパロウは、こう心境を語っている。

「もうそろそろ終わりにする時ですよね。今年で終わるのは良いことです。どうなるかは全く分かりませんし、これが初めての裁判ですから、何を期待すればいいのかも分からないんです」

パロウはマクラーレンから実際にレースに出場したことはないものの、2022年のアメリカGPで同チームからF1のFP1デビューを果たし、その後もいくつかのプライベートテストに参加していた。

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