アロンソ、400戦目となったメキシコGPでリタイア
アストンマーティンのフェルナンド・アロンソは、F1キャリア400戦目となったメキシコGPでのリタイアを冷静に受け止めた。アロンソはメカニカルな問題により、ピットに戻ることを余儀なくされた。
レース序盤でポジションを上げることに成功したものの、フェルナンド・アロンソはメキシコグランプリでわずか数周しか走ることができなかった。左フロントブレーキの温度上昇が検知され、何かが詰まっている状態だったため、ピットへの召還を余儀なくされた。
パドックに戻ったアロンソは次のようにコメントした。「スタートは少し混乱していたが、ランス(ストロール)と私はそれを活かしてポジションを上げることができた」
「11番手と12番手につけ、ポイントを期待していたが、13周目に左フロントの温度が安全でないように見え、ステアリングで調整を行ってマシンのその部分を保護しようとした。カーボンファイバーの破片やデブリが入ってしまったのかもしれない」とアロンソは説明した。
「最初、チームは温度を監視していたが、2周後にブレーキペダルが効かなくなり、温度がレースを続けるには安全でない状態になった」
この週末、400戦目の記念としての特別なヘルメットデザインを採用していたアロンソだが、競技面での祝賀はなかった。それでも全体的には前向きな見方をしている。
「運命だね。今日は少し不運で、レースを完走できなかった」とアロンソは述べた。「FP1とFP2で多くのテストを行い、いくつかの発見があった有意義な週末だった。より強く戻ってこられることを願っている。私たちが望む位置にはいないが、パドックから多くの愛情とリスペクトを受け、それは素晴らしいことだ」
「結果は残念だったが、週末を通して前向きな気持ちだ。より良い結果を目指して進歩する必要があるが、Q2でのイエローフラッグや、今日のフロントブレーキのデブリなど、不運な週末だった。ポイント圏内にいなかったから、ポイント圏外での不運の方がまだましだ!」
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