アロンソ、キャデラックのベテラン起用を歓迎も若手の機会不足を指摘

来シーズンからF1の11番目のチームとして参戦するキャデラックのドライバー選択について、2度の世界王者フェルナンド・アロンソがコメントした。セルヒオ・ペレスとバルテリ・ボッタスの起用は「スポーツにとって良いニュース」としながらも、若手ドライバーたちが待機を余儀なくされている現状に言及した。
今週キャデラックが発表した2026年シーズンの布陣では、通算10勝を誇る34歳のフィンランド人ボッタスと、5勝の実績を持つメキシコのスター、ペレスが起用される。両者ともフォーミュラワンで10年以上の豊富な経験を積んでいる。
彼らの復帰はフィンランドとメキシコのファンを特に喜ばせている。しかしパドック内では、キャデラックが新規参入を機に若手ドライバーにチャンスを与えることを期待する声もあった。最も頻繁に名前が挙がったのは、過去2シーズンにわたりアストンマーティンのリザーブドライバーを務める25歳のブラジル人フェリペ・ドゥルゴヴィッチだった。アロンソ自身もドゥルゴヴィッチを推していた。
それでもアロンソはキャデラックの判断に理解を示した。「私たちは皆友人同士で、お互いをよく知っている」とザントフォールトで記者団に語った。「彼ら一人ひとりがF1にふさわしい存在だと思う。彼らはそれを証明してきた。そして若いドライバーたちにも才能がある。しかしF1には22のシートしかない。誰かが必ず取り残されることになる」
さらにペレスとボッタスは依然として適切な選択だと付け加えた。「私はポジティブに捉えている」とアロンソは述べた。「スポーツにとって、セルジオ・ペレスとバルテリ・ボッタスが復帰するのは良いニュースだ。そして常にこうなのだ。契約延長や合意が発表されると、人々はリザーブドライバーやチャンスを得られなかった全ての人について考える。しかしフォーミュラワンは慈善事業でもアカデミーでもない。ここにいるのは最高の選手だけだ」
キャデラックの参入により2026年にはグリッドが22人のフルタイムドライバーに拡大されるが、アロンソのコメントは馴染み深い現実を浮き彫りにしている。トップレベルでの新たな機会は、しばしば別の扉が閉ざされることを意味するのである。
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