ステラ氏、シンガポールgPでのノリス・ピアストリの接触について弁明

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マクラーレンのチーム代表アンドレア・ステラ氏は、シンガポールGPのオープニングラップでランド・ノリスと接触したオスカー・ピアストリを擁護した。この接触をめぐって、ピアストリが無線で不満を示したことが話題となっていた。

マリーナベイ市街地コースで行われた62周のレースでは、ノリスが3位、ピアストリが4位でフィニッシュ。

この結果により、ウォーキングを拠点とするマクラーレンは、1990年・1991年以来となるコンストラクターズ選手権2連覇を達成した。

レース後、チームのガレージではすぐに祝賀ムードが広がった。

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一方、オーストラリア人ドライバーのピアストリは、1周目の3コーナーでノリスが自分のマシン「MCL39」のサイドに当たったと感じ、不満を抱いていた。

彼はすぐにレースエンジニアのトム・スタラードに無線で連絡し、「今のはフェアじゃない。ポジションを戻すべきだ」と伝えた。

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しかしその要求は受け入れられず、チームは対応しない判断を下した。

レース後、ピアストリはこの件について直接のコメントを避けたものの、納得していない様子をうかがわせた。スカイスポーツF1は、レース中のピアストリの発言についてステラ代表に見解を求めている。

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ステラ氏は次のように語った。「私たちは物事を客観的に見なければなりません。あの発言は、レース中の興奮の中で出たF1ドライバーとしての言葉です。今わかっているのは、オスカーの視点と、それに対して走っていたランドの視点だけです。ですから、いつも通り落ち着いて話し合いをし、その上でチームとしてさらに強くなっていくでしょう。このプロセス全体は、ドライバーが中心となって強固なチームを一緒に築き上げていくものだ」

“パパイヤルール”は継続

マクラーレンがコンストラクターズタイトルを獲得したことで、「これからはチームオーダーを緩め、2人がより自由に戦えるのではないか」との憶測も広がった。

しかしステラ氏は、ノリスとピアストリの間で設定されている“パパイヤルール”に変更はないと強調する。

「2人のドライバーはこれまでも互いに戦い、自分の目標を追うことができていた。その姿勢は今後も変わりません。各レースでさらに学び、少しずつ精度を高めていくでしょう。ただ、それは細かな調整にすぎません。ドライバーズチャンピオンシップの戦いは、まだこれからも続いていく」と、マクラーレン代表は締めくくった。

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