レッドブル、角田の抜擢を決定!ドバイでの極秘会議での驚きの決定

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フォーミュラ 1界に衝撃が走る。レッドブル・レーシングは、日本人ドライバー、角田裕毅の昇格を正式に決定。オランダとドイツの信頼できる情報筋によると、今週の中国グランプリ後、ドバイで行われた極秘の会議で最終決定がなされた。

火曜日に行われた会議には、レッドブルF1代表のクリスチャン・ホーナー氏やアドバイザーであるヘルムート・マルコ氏など、レッドブルの主要意思決定者が出席。レッドブルの主要株主、チャレルム・ユーウィドヤ氏の滞在地であるドバイで行われたこの会議で、角田のトップチーム昇格が承認された。

これまでリアム・ローソンが務めていたポジションを、角田が引き継ぐ形となる。ローソンは、レーシング・ブルス(VCARB)に異動し、アイザック・ハジャーと組むことが決まっている。

ローソンの成績が期待に応えられなかったことが、今回のドライバー交代の大きな理由だ。今季、得点圏外に甘んじ、オーストラリアグランプリでは難しいコンディションでクラッシュするなど、期待に沿わない結果が続いていた。中国では巻き返しを見せたものの、レッドブルのトップ陣には十分な印象を与えられなかった。

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一方、角田は、レーシング・ブルスでの安定した走りが高く評価された。メルボルンでポイント圏直前、中国のスプリントレースでは6位を獲得するなど、その実力をはっきりと示してきた。

以前は角田の実力に懐疑的だったヘルムート・マルコ氏でさえ、角田の成長を認めている。オートスポーツ誌のインタビューで、マルコ氏は次のように語っている。

「現在の角田は、以前とは全く違う。彼は今、キャリアで最高のコンディションにある。彼のマネジメントやアプローチも明らかに以前より良くなっていて、彼はより成長を見せている。時間はかかったが、今こそ結果を見せる時だ」

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ホンダとの強力な関係も、角田にとって追い風となっている。エンジンサプライヤーであるホンダは、レッドブルの決定を財政面でもサポートしているとされる。間近に迫った日本グランプリでは、地元ファンからの熱い応援が期待されている。

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ローソンにとっては、キャリアの岐路となる異動となった。昨季、ダニエル・リカルドの代役として5戦に出場し、有望な才能を見せたものの、トップチームでのシーズン序盤での苦戦が響いた。今後はレーシング・ブルスでハジャーとコンビを組み、活躍を目指す。

レッドブル・レーシングの関係者によると、角田の昇格は4月2日の東京お台場でのショーランの前に正式発表される予定。日本グランプリの週末に、彼のトップチームデビューが期待されている。

マクラーレンやフェラーリとの厳しいポイント争いの中、このドライバー交代が勝負の行方を左右するかどうか。レッドブル・レーシングの戦略的決断に、モータースポーツファンの注目が集まっている。

追記:4月2日、東京のグランドハイアットで「レース・アゲンスト・デメンシア」チャリティオークションが開催。角田のサイン入りアイテムや、日本グランプリ中の非公開交流会など、貴重なアイテムが出品される。鈴鹿サーキット内へのアクセスや、本人のサインが入った希少なアイテムもあり、F1ファンの注目を集めている。

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