スパ・フランコルシャン、ベルギーGP開催契約を2031年まで延長
F1は、ベルギーグランプリの開催地であるスパ・フランコルシャンとの契約を2031年まで延長することを正式に発表。この契約により、2026年、2027年、2029年、2031年のシーズンで、伝説的なサーキットでのレース開催が保証される。
今回の延長は、施設への多額の投資が背景にある。特に、2つの新しいスタンドの追加で10,000席の座席増加や、トラック外でのファン体験の改善が行われ、観戦者にとって魅力的な環境が整備された。
記録的な観客動員とハミルトンの勝利
2024年のベルギーグランプリでは、3日間で38万人もの観客を集め、ルイス・ハミルトンがシーズン2勝目を達成(メルセデスのジョージ・ラッセルが失格した後の繰り上げ勝利)。
観客数とドライバーの熱い戦いにより、スパ・フランコルシャンはその地位をさらに強固なものにしている。
来シーズンの見どころ
2025年のベルギーグランプリは7月25日から27日まで開催され、スプリントレース形式が採用される。新たなフォーマットの導入で、さらにエキサイティングな週末となることが期待されている。
公式コメント
F1のCEOであるステファノ・ドメニカリは、次のようにコメント。
「ベルギーグランプリは1950年の最初のチャンピオンシップレースの1つであり、F1にとって非常に特別な存在だ。創立75周年を迎えるこの年に、スパ・フランコルシャンとの契約延長を発表できることを誇りに思う。このサーキットは、ドライバーやファンにとって世界最高のサーキットの1つとして評価され、多くの素晴らしい瞬間を生み出してきた」
また、スパ・グランプリの社長であるメルヒオール・ワセレとCEOであるヴァネッサ・マーズは、「この契約延長は、双方の信頼関係と近年のインフラ改善、記録的な観客動員、そしてファンの素晴らしいサポートの賜物だ。スパ・フランコルシャンが世界で最も美しいサーキットとして認識され続けることを誇りに思う」とコメントした。
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