【ベルギーGP】角田とフェルスタッペンの公式コメントを紹介

2025年F1ベルギーGPが今週末、スパ・フランコルシャン・サーキットで開催される。クリスチャン・ホーナーの突然の代表離脱とローラン・メキースの新代表就任という大きな変化を経て、レッドブル・レーシングは新体制での初戦を迎える。今週末、同チームのマックス・フェルスタッペンと角田裕毅、両ドライバーに注目が集まる。
木曜日のメディアデーを前に、両ドライバーが公式コメントを発表した。
マックス・フェルスタッペンのコメント

「スパはクラシックで、カレンダーの中でもお気に入りの一つ。良いラップを出すためには全てを完璧にこなさなくてはいけないサーキットだ。『オー・ルージュ』のような高速コーナー、他のサーキットとは異なるレイアウト、そしてコースをより挑戦的にする高低差を楽しんでいる」
「シルバーストンは我々のベストパフォーマンスではなかったが、予選でポールポジションを獲得したのは有望なステップだった。先週はファクトリーに戻り、チームとシミュレーターで時間を過ごした。ローラン(・メキース)との密接な協力を楽しみにしている」
「ベルギーではいつも『オレンジアーミー』(フェルスタッペンのファン)からの甚大なサポートがある。僕にとって第二のホームレースのようなものなので、オレンジライオンのヘルメットと、特別なキャップ・ブーツを着用して復帰する予定だよ」
角田裕毅のコメント
「レースから離れた時間を、ハードなトレーニングと精神をリセットするための休養に使って過ごした。スパに向けて可能な限り準備をし、精神的にも身体的にもより良いコンディションで臨みたかったからね」
「強く鋭い感覚を感じており、夏休み前の2つのレースを楽しみにしている。チームにとって新しい時代に入るこのレースに臨み、ローランと再び共に仕事をするのが楽しみだ。僕らはVCARBでとても良い協力関係にあった。彼が働き者なのは既に知っている」
「僕らは前進することに集中している。個人的には、チームが必要とするパフォーマンスを発揮しなくてはいけない。スパは楽しいサーキットで、チームにも適しているはず。スプリントは常に週末を複雑にするけど、この休暇期間に行った作業と準備が良い方向に作用すると思う」

高速コーナー、予測不可能な天候、そしてスプリント形式が待ち構えるベルギーGP。レッドブルの両ドライバーは新体制下で強い志とチームの団結、そしてそれを証明するためのポイント獲得を目指して臨む。
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