バーニー・エクレストン、69台のF1マシンを売りに出す
94歳のバーニー・エクレストンは、高級車専門の販売会社トム・ハートレー・ジュニア社(Tom Hartley Jnr Ltd)を通じて、印象的な69台のF1カーコレクションを売却することを決めた。
F1の元商業権所有者であるバーニー・エクレストンの69台のマシンは、「時には半世紀以上、人目から隠されて保存されてきた」とプレスリリースは述べている。
このコレクションには、マイク・ホーソーン、ニキ・ラウダ、ミハエル・シューマッハといったチャンピオンが操縦したフェラーリや、ネルソン・ピケやニキ・ラウダがドライブしたブラバムが含まれている。
トム・ハートレー・ジュニア社のウェブサイトでは、このコレクションは「最も重要なレーシングカーコレクション」と表記された。
バーニー・エクレストンは売却の理由を次のように説明した。
「50年以上にわたってこれらの車を収集し、常に最高の一台を購入してきた。多くの他のコレクターがスポーツカーを選んできた一方、私のパッションは常にグランプリとF1カーだった」
「グランプリカー、特にF1カーは、公道を走る車やその他のレーシングカーよりもはるかに重要だ。それはスポーツの頂点であり、私が長年購入してきたすべての車には素晴らしいレース史があり、まれな芸術作品なのだ」
「すべての車を愛しているが、私がいなくなった時に何が起こるかを考える時が来た。そのため売却を決めた。長年収集し所有してきた車の行く末を知りたいし、私がいなくなった後に妻に負担をかけたくない」
「トム・ハートレー・ジュニア社は私のために販売を担当する。誰よりも車を知っており、販売に最適な立場にあり、私が重視する透明性を保証してくれるからだ」
「F1の最も美しく独創的な車を集めた後、新しい所有者に託し、私と同じように大切に、貴重な芸術作品として扱ってもらいたい」
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