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キャデラック、予算上限下での運営にAIを活用

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graeme lowdon cadillac キャデラック、予算上限下での運営にAIを活用

キャデラックF1チームは、産業用人工知能(AI)ソフトウェアを手がけるIFSとパートナーシップを締結した。IFSはキャデラックの公式テクノロジーパートナーとして、サプライチェーン、生産、品質管理など、チームの業務全体を支援する。

IFSは2024年3月からキャデラックと協力を開始しており、そのソリューションはチーム運営の複数の分野に導入されている。今後は、マシンやドライバースーツ、チームウェアなど、すべてのチーム資産にIFSのブランディングが掲出される予定だ。

ビジネス面では、キャデラックは静かにF1への参入を進めている。すでにトミーヒルフィガーやジムビームとの契約をまとめた一方、それ以外のパートナーについてはまだ正式発表がない。報道によれば、チームは最大7,000万ドルを投資するリードパートナーを探しているという。

Cadillac bottas perez
キャデラックのバルテリ・ボッタスとセルジオ・ペレス
(左)バルテリ・ボッタス(右)セルジオ・ペレス

今回のIFSとの提携は、キャデラックをできる限り早く競争力のあるチームへと成長させることを目的としている。IFSのAIソリューションは、マシン設計やレース運営における意思決定を支援し、業務の合理化や手動プロセスの削減、自動化を実現する。

これにより、キャデラックは厳格な予算上限と新たな技術規制の双方を遵守しながら、効率的なチーム運営が可能となる。

キャデラックのチーム代表であるグレアム・ロードン氏は、次のように語っている。

「IFSは、10年以上ぶりにF1に新チームを立ち上げるという私たちの挑戦を、初期段階から支えてきた。私たちは、オフィスにコーヒーマシンを購入するよりも前に、IFSの導入を決断した。その結果、ベストプラクティスを確立し、業務の複雑さを管理し、イノベーションを加速させるためのツールが提供され、チーム運営を迅速に拡大することができた。サプライチェーンからエンジニアリングに至るまで、IFSのソフトウェアはより賢明な意思決定を可能にし、競争力のあるマシンを開発し、サーキットで結果を出すという最も重要な目標に集中させてくれる」

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