サインツ、ダカールラリーに挑む父へ温かいメッセージ
ウィリアムズのカルロス・サインツは、2025年に自らラリー参戦を体験した。その経験を踏まえ、ダカールラリー開幕を前に、19回目の挑戦に臨む父カルロス・サインツ・シニアへ、心温まるメッセージを送った。
昨年のシンガポールGPを前に、サインツは新たな世界に足を踏み入れた。サラゴサ近郊で行われたテストに参加し、同じ名を持つ父の“仕事”を間近で体験する機会を得たのだ。これはダカールラリーに向けた準備の一環として実施されたものだった。
このテストでは、フォード・ラプターT1+に乗り込み、コ・ドライバーのルーカス・クルスの役割を務めただけでなく、自らステアリングを握る場面もあった。YouTubeの動画シリーズ「DONTBLINK」で明かしているように、砂漠での走行を前にした彼の心境は、決して落ち着いたものではなかった。
「正直、怖くてたまらないよ」と、助手席に座る前の緊張を打ち明けたサインツ。
走行後には、「想像以上にフィジカル的にきつかった。3秒ごとに『気をつけて!』と思っていたよ」と振り返った。
さらに、自らハンドルを握った後には、「自分で運転する方が、助手席にいるよりずっと楽しい。人生で最高の日のひとつだった」と、興奮気味に語っている。
カルロス・サインツ・シニアは、今年で19回目のダカールラリー参戦となる。“世界で最も過酷なラリー”と称されるこの戦いを、これまでに4度制してきたレジェンドドライバーだ。
そして、大会開幕を前に、息子はSNSを通じて父への想いを綴った。
「何年もの間、あなたがこの挑戦に立ち向かう姿を見てきた。昨年の夏、ほんの少しだけその世界を体験できたことで、あなたと、あなたのしていることへの尊敬の念はさらに大きくなった。ダカールでの幸運を祈っているよ、パパ。自分を追い込み続け、常に高い目標を掲げるあなたを誇りに思う。Vamos!」
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