ルクレール「マクラーレンに勝ちトップに立つのは困難だろう」

フェラーリのシャルル・ルクレールは、コンストラクターズランキングでトップに立つマクラーレンに勝つのは難しいだろうと認めつつも、シーズン終了まで「全力を尽くす」という決意を改めて表明し、フェラーリが進めている最新の技術開発における極めて重要な意義を強調した。
シーズン序盤でやや低調なスタートを切ったルクレールは、最近の5戦で3度表彰台の舞台に立った。
SF-25のバランスとタイヤは継続的に問題を抱えているにもかかわらず、ルクレールとチームメイトのルイス・ハミルトンの活躍により、フェラーリはコンストラクターズランキングで2位の座を確保することに成功した。しかしながら、上位との差は依然として相当なものとなっている。首位マクラーレンとの間には197ポイントという大きな差が広がっているのが現実だ。
自身のチームが直面している挑戦の大きさを認識しているルクレールは、データ上ではマクラーレンを上回ることは困難に見えることを素直に認めている。それでもルクレールは、フェラーリが継続的に進歩を続け、トラック上でのあらゆる機会を活用するために戦い続けることが不可欠だと考えている。
「単純に見通しが立たないという理由だけで、ネガティブな視点で考えたくはない」とルクレールは語った。「マシンの細かな調整と改良の観点から我々を待ち受けているものは分かっているが、他のチームが何を準備しているかは分からないため、何かを予測や予想することは非常に困難だ。データ上では、現状マクラーレンを打ち負かし、ランキングのトップに立つことは困難だろう。彼らはシーズン前半を支配していたし、それは非常に厳しいものになるだろう。それでも、最後まで全力を尽くす。新しいパーツを導入することで、可能な限り早急に、トラック上でのパフォーマンス面で優位に立てることを願っている、そこからより良い結果を期待できるようになることを望んでいる。シーズンの後半に入った今、あまりにも多くのレースを失う余裕はない」
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