ルクレール、表彰台連続もフェラーリの楽観視に警鐘

Charles Leclerc Ferrari Mexico
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オースティンとメキシコで連続表彰台を獲得したシャルル・ルクレールは、フェラーリのシーズン終盤における復活を喜ぶ十分な理由がある。しかし、ルクレールは特有の慎重さを崩さず、コンストラクターズ選手権2位を維持できるかどうかは勢いではなく安定性が決め手になると警告している。

ルクレールの最近の好走により、フェラーリはメルセデスとレッドブル・レーシングとの緊迫した三つ巴の戦いでわずかにリードを奪った。しかし、その差は紙一重だ。フェラーリはメルセデスをわずか1ポイント差でリードし、レッドブルはさらに10ポイント後方に位置している。

ドライバーズ選手権では、フェラーリの両ドライバーは事実上優勝争いから脱落している。ルクレールは5位で、首位のランド・ノリスに147ポイント差をつけられており、ルイス・ハミルトンはチームメイトに64ポイント差の6位に位置している。したがって、焦点は2022年以来のフェラーリ最高のチーム成績確保に完全に移っている。

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シャルル・ルクレール メキシコ

レーサー・ドット・コムの取材に対し、ルクレールは最近の進歩にもかかわらず自制を促した。「非常に、非常に厳しい戦いになる」と彼は語った。「過去2レースの週末を見れば、可能だと言えるかもしれない。しかし、それ以前のレースを見れば、実際にはそうではない」

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彼はフェラーリの実行力向上を評価したが、最終戦までその水準を維持することが極めて重要だと強調した。「すべてのレースに集中し、過去2週末のように毎回最高レベルのパフォーマンスを発揮する必要がある」と彼は述べた。「もちろん、すべてを正しく行えば成果は出る。しかし、常にそのレベルでパフォーマンスを発揮するのは本当に難しい。それでも、それが目標だ。そして、それが選手権2位を維持するのに十分であることを願っている」

ルクレールの言葉は、2025年の彼のアプローチを特徴づける現実的な姿勢を反映している。フェラーリは速さを取り戻したが、依然として一貫性との戦いを続けている。ブラジル、ラスベガス、アブダビでの次のラウンドが、チームが最終的にパフォーマンスを維持できるか、それとも再び自らの予測不可能性の犠牲になるかを試すことになる。

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