ホーナー、ロンドンで行われたF1イベントでの観客反応に言及
レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーが、ロンドンで開催されたF1シーズン開幕イベントで彼とマックス・フェルスタッペンに向けられたブーイングについてコメントした。
ホーナーとフェルスタッペンは、先週ロンドンで満員のO2アリーナのステージに上がった際、観客からのブーイングの嵐を浴びた。このイベントは、10チームと20名のドライバー全員が2025年シーズンのカラーリングを披露するために集結した初の試みだった。
レッドブルへの冷ややかな反応とは対照的に、フェラーリの新ドライバーであるルイス・ハミルトンは、この夜最も熱狂的な歓声を受けた。
バーレーンでのF1プレシーズンテスト初日、チーム代表プレスカンファレンスの場でホーナーはこの反応についての感想を問われた。
「あれは大きなイベントで、すべてのチームが多大な努力をしたことは明らかだった」とホーナーは述べた。
「もちろん、マシンの発表は地元サポーターで埋まったスタジアムでのユニフォーム発表に少し似ているため、ファンは常に応援したいチームやドライバーを支持する。確かに、私たちは長年にわたり主役だった」
「唯一残念だったのは、4度のチャンピオンであるマックス(フェルスタッペン)への反応だ。しかし、このスポーツへの情熱は常に存在している」
「オランダで開催されていたら、間違いなく反応は違っていただろう」
ホーナーはさらに付け加えた。「もちろん、ファンはこのスポーツのDNAのようなものだ。私たちはスポーツの多様なファンを歓迎してきたから、観客層が近年変わってきたと思う」
「このスポーツは、世界中のどんなスポーツでもそうだが、ファンを二分する競技スポーツだ。ファンは情熱的だ。彼らはドライバー、そしてチームを応援する」
「すべてをコントロールすることはできない。私たちはこのような大勢の観客の前で走ることができて幸運だ。世界のどこで競技するかによって異なる反応を得ることがあり、それはすべてのスポーツで同じことだ」
F1の統括団体であるFIAは、観客の反応を非難する声明を発表するという異例の決断を下した。ホーナーは、レッドブルがイベント後にFIAと連絡を取っていないと述べた。
「彼らはこの件について独自のコメントを出した。私たちは何も求めていなかった」とホーナーは語った。
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