ホーナー代表が噂に言及 ─ 角田昇進の可能性は?

レッドブルF1のチーム代表クリスチャン・ホーナー氏は中国GPでのレース後、チームの課題とリアム・ローソンの今後について語った。
レッドブルF1は週末を通してタイヤ劣化とマシンバランスに苦しんだ。ホーナー氏は「後から考えると、最初のスティントをもっと攻められたかもしれない。そうすればレース終盤でラッセルと戦えただろう」と述べた。フェルスタッペンはレース終盤になって最速ラップを記録した。
ローソンの不振と角田の可能性
15位に終わったローソンはマシン適応に苦戦している。角田裕毅が代替候補として浮上する噂もある中、ホーナー氏は「リアムは苦戦している。今日はセットアップを大きく変更してデータを集めた」と説明した。
ドライバー交代の可能性については「パドックでは常に噂がある。まだレースが終わったばかりだ。今回集めた情報を持ち帰って検討する」と慎重な姿勢を示した。マルコ氏が「ローソンの将来性を話し合う会議を近日中に行う」と言及したことについては「今のところ特別に設定されたものは何もない」と重要性を否定した。
RB-21は扱いにくい?
ホーナー氏はレッドブルのマシンが扱いにくく、ローソンがバランスを見つけるのに苦戦していることを認めた。「マシンは扱いにくいが、マックスは対応できる。リアムは自信に欠けていて、彼にとってより自信を持てるセットアップを見つけられるかどうか見るために、今日いくつかの重要な変更を行った」と述べ、より安定したセットアップを探していることを明かした。
レーシング・ブルズのマシンと比較し「よりアンダーステア傾向がある」と指摘。「アンダーステア傾向のマシンは限界を見つけやすい」と説明した。
日本GPへの展望
コンストラクターズランキング3位、ドライバーズランキングでフェルスタッペンが8ポイント差で2位につけるレッドブル。ホーナー氏は「マシンの性能向上が必要だ。日本までの2週間で態勢を立て直す」と意気込みを語った。
パドックでは、「角田裕毅が日本GPから昇格する可能性」が大きな噂を呼んでいるが、今のところ確実な情報源からの事実確認はない。しかし、ローソンの将来と角田の動向は鈴鹿でより注目を集めそうだ。角田本人は、日本GPにてレッドブルで出走する可能性に対し「準備は100%できている」とコメントしており、ローソンにより大きなプレッシャーがかかっている。
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