リカルド、Q1敗退に言葉を詰まらせる

Visa Cash App RBのダニエル・リカルドは、シンガポールGPの予選セッションでQ1敗退した後、このことをメディアに語る言葉をほとんど持ち合わせていなかった。リカルドは、今週末のレースに自身のF1での将来がかかっていることを承知している。

Q1で敗退したダニエル・リカルドは、日曜日のシンガポールグランプリをグリッド16番手からスタートすることになる。マリーナベイ・ストリート・サーキットはオーバーテイクが非常に難しいコースだが、今年FIAによって4つ目のDRSゾーンが追加されている。

土曜日の予選でのパフォーマンス不足の理由を尋ねられ、リカルドは次のように答えた。「ああ、今日はよくなかった。わからないね…言うことはあまりない」

「（フリープラクティス後）セッティングをあまり変更しなかったけど、タイヤを最大限に活用するのがずっと難しくなった。だから、建設的なことは何も言えない」

「昨日は自信があったから、あまり大きな変更はしなかった。そして今朝（FP3で）、ミディアムタイヤでは良かったんだ。でも、ソフトタイヤに変えたら、まったくダメだった」

「予選でその問題を解決できると思ったんだけど、うまくいかなかった。だから、うん、楽しくないよ」と落胆した様子で付け加えた。

この結果は、F1でのリカルドの将来に関してパドックで飛び交う噂を確実に沈静化させることはないだろう。Visa Cash App RBのチーム代表であるローラン・メキースは土曜日、このシンガポールの週末の後に内部で話し合いが行われることを明かしている。

【関連記事】

平川亮、アブダビGPのFP1にマクラーレンから出走