角田裕毅にリーダーの素質はあるのか?

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スクーデリア・アルファタウリ (S A T)チーム代表のフランツ・トストは今週土曜日に開催された記者会見にて、「(角田にリーダーの素質は)ある。」と答えた。ガスリーがアルピーヌに移籍する可能性が高いことから、角田裕毅がアルファタウリのシニアドライバーとなる可能性は大いにある。金曜日(9月2日)のオランダ GPでのFP2 で、角田裕毅は先輩のピエール・ガスリーP16を抑えP11と差をつけた。しかし、フリー走行終盤、「突風」によって車のコントロールを失い、赤旗が出た。

スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅
スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅

この「突風」は現在の角田の状態を象徴しているとも思える。速く、アグレッシブだが、ミスを犯す。シーズンを通してチームと代表のフランツ・トストを落胆させた。角田裕毅が来シーズン、チームリーダーに必要な資質を持っているかどうか尋ねられたトストは、まず、角田の残留は決定していないことを指摘した。とはいえ、F1関係者が信じているように、角田裕毅は来年もアルファタウリでプレーするのに十分な資格を持っている。F1関係者には、「2年契約も可能なのでは」と噂されるほどで、契約更新に関して質問を受けたトストも、断言を渋りながらも「Yes!」と答えた。

ガスリーがアルピーヌに移籍し、ホンダがレッドブルを通じてF1の一員になろうとしている今、角田裕毅が来年もスクーデリア・アルファタウリ(SAT)でプレーする道筋が見えてきた。F1での2年目を終えようとしている今、角田はF1の中で最年少、最軽量の選手かもしれない。しかし、32ポイント獲得、2021年のアブダビGPでは自己ベストの4位を記録した、ルーキーでもある。

アルファタウリ代表フランツ・トスト
アルファタウリ代表フランツ・トスト

これまでピエール・ガスリーがチームの為にそうしてきたように、アルファタウリも新しいドライバーをチームに馴染ませ、定期的にポイントを獲得するために角田に頼る必要がある。ガスリーはレースエンジニアに対しマシンへの適切なフィードバックも行ってきた。フランツ・トスト言うように、角田裕毅はアルファタウリの新しいリーダードライバーになる可能性を秘めている。 彼は今、プレッシャーに冷静に対処する能力を示し、F1ドライバーとしての成長過程の最終ステップを強化する必要がある。

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