『F1 75 LIVE』史上初の全チーム合同開幕イベントが開催

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F1は創設75周年を記念し、2月18日にロンドンのO2アリーナにおいて史上初となる全10チーム参加の合同シーズン開幕イベント『F1 75 LIVE』を開催した。各チームのマシンカラーリングが順次披露され、2時間にわたり行われた本イベントには、ドライバーとチーム代表全員が出席した。

フェラーリはすでに、ルイス・ハミルトンが翌2月19日にフィオラノでマシンの初走行を実施すると発表。各チームはこの合同イベントに続き、今後数日間で個別のマシン発表会を予定している。

レッドカーペットでは、ハミルトンが独自のファッションセンスを披露する一方、レッドブルの新人リアム・ローソンはカジュアルな出で立ちで登場した。そのカジュアルなルックには「ニュージーランドの農家のよう」と評する声も。FIA会長モハメド・ベン・スレイエムとレッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、一部観客からブーイングを受ける場面もあった。

マシンカラーリングの披露では、キック・ザウバーを皮切りに、各チームが個性的なプレゼンテーションを実施。アストンマーティンはジェームズ・ボンドを彷彿とさせる演出で観客を魅了し、アルピーヌはソーシャルメディアと連動した参加型の披露を行った。

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もちろん、注目を集めたのはフェラーリで、新コンビとなるハミルトンとシャルル・ルクレールが登場。深みが加わった伝統の赤に新スポンサーHPの青が加わり、デザイン面での変化が見られた。一方、マクラーレンは大きな変更を加えないアプローチを取った。現代のF1では珍しい、タイトルスポンサー不在の唯一のチームだ。

今回のイベントでは新型マシンは展示されず、各チームの実戦力は2月26日から28日にバーレーンで行われる公式テストで初めて明らかになる見通し。ドライバーからは走行を望む声が上がっており、カルロス・サインツをはじめ多くのドライバーが本格的なシーズン開始への期待を表明した。

F1関係者によれば、今回の合同開幕イベントは75周年という特別な機会を記念したもので、毎年の恒例行事とはならない見込みである。

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