ドメニカリ、イモラがカレンダーから消える可能性を示唆

スポンサーリンク

F1最高経営責任者であるステファノ・ドメニカリは、イモラが今シーズン終了後にシリーズのカレンダーから消える可能性があると述べた。イタリアのRaiラジオとのインタビューで、ドメニカリはF1レース開催への他国からの関心の高まりによりカレンダーに関して難しい決断が必要になると明かした。

「イタリアは常にF1の重要な要素であり、今後もそうあり続けるだろう」とドメニカリは述べた。「F1への関心が高まるにつれて、同じ国で2つのレースを開催することはますます難しくなる。これは今後数ヶ月間で対応しなければならない状況だ。イモラとモンツァの両方が長期間カレンダーに残り続けることは難しい状況である」

現在のカレンダーではイタリアとアメリカだけが複数のレースを開催しており、後者の市場の規模を考えると、シリーズがアメリカでのレース数を削減しようとする可能性は低いだろう。

イモラ、メキシコ、ラスベガスの3つのレースは今シーズン終了時に契約が切れる。この3つの中で、F1がイタリアでの存在感を維持するためにモンツァでのレース開催を継続する見込みであることから、イモラがカレンダーから外される可能性が最も高いレースと思われる。

スポンサーリンク

マドリードは来シーズンからスペインGPを開催する予定だが、バルセロナのカタロニア・サーキットもグランプリの開催を継続することを望んでいる。しかし、この状況が2026年以降も続く可能性は低く、F1は新しい市場がカレンダーに参入するチャンスを得るために、同じ国での2つのレース開催を避けるはずだ。

またオランダGPは2026年シーズン終了時にカレンダーから消えてしまうことは確実だ。

F1カレンダーへの参入に関心を示している国の中で、タイは話し合いが最も進んでいるというが、早くても2027年か2028年にデビューする予定だ。また南アフリカが開催に向けて取り組んでおり、ルワンダも候補に入り、F1はアフリカでのグランプリ復帰の可能性を検討している。

【関連記事】

スポンサーリンク

スポンサーリンク

類似投稿