アロンソ、2026年がF1ラストシーズンになる可能性を示唆
43歳のフェルナンド・アロンソは、2026年シーズンが自身のF1キャリア最後の年になる可能性を示唆した。しかし、その一方で状況次第では延長の可能性も排除していない。
2026年、アロンソとアストンマーティンの挑戦
ダブルワールドチャンピオンのフェルナンド・アロンソは現在、アストンマーティンと2026年末まで契約を結んでいる。この年にはF1の新たな技術規定が導入され、各チームにとって大きな変化が予想される。
アロンソは、この新規定による混乱をチャンスと捉え、アストンマーティンがチャンピオンシップのトップに立つことを期待している。その期待の背景には、2024年からアストンマーティンがF1界の伝説的デザイナーであるエイドリアン・ニューウェイの設計力に頼ることができる点がある。さらに、ホンダの公式ワークスチームとして新エンジンの供給を受けることも、チームの競争力を大きく後押しする材料となるだろう。
「新車、レギュレーション変更、そしてエイドリアンの設計したクルマがあるので期待が高まる」とアロンソはBBCのインタビューで語った。
F1キャリアの終わりとその後
「おそらく2026年が僕のF1最後のシーズンになるだろう」と語ったアロンソは、状況によってはその後も続ける可能性があることを付け加えた。「順調なシーズンであれば、もう1年レースをすることを検討するかもしれないが、すべてのレースを最後のレースのように受け止め、瞬間を楽しみたいと思っている」
アロンソが考える「辞めるべきタイミング」
アロンソは、引退のタイミングについて「自分自身が判断する」と語り、パフォーマンスやモチベーションが低下したと感じたときが引き際だと説明した。
「もし自分がチームメイトより遅いと感じたり、クルマのスピードが自分の期待に届かないと感じたら、その時が辞め時だと思っている」と語り、現役を楽しめなくなった瞬間が引退のサインだと述べた。
現在ランス・ストロールとアストンマーティンでチームを組むアロンソは、2026年に向けて、再びタイトルを狙う決意を示している。果たして彼のF1キャリアはどのように締めくくられるのか、ファンの期待は高まっている。
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