フェラーリ、カルディレの移籍に対抗か─アストンマーティンとの攻防

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F1界を震撼させたテクニカルディレクターであるエンリコ・カルディレの移籍劇に、新たな展開が生まれようとしている。イタリアの有力メディア、コリエーレ・デッロ・スポルトの報道によると、フェラーリはカルディレのアストンマーティン移籍を妨害しようとしているとされている。

現在、注目を集めているのは、カルディレの12か月間のガーデニング休暇をめぐる攻防だ。フェラーリは、彼の新天地での仕事開始を2025年7月まで遅らせたい考えのようだ。

その一方で、アストンマーティンは、エイドリアン・ニューウェイの加入で勢いづいている。3月3日に正式にチームと協力を開始したニューウェイは、新たな期待を抱かせている。

チームオーナーのローレンス・ストロールは、カルディレの移籍を巡るフェラーリの対応に激怒しているという。

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現在のチーム代表であるアンディ・コーウェルは、カルディレについて興味深い証言を残している。

「新しいクルマの建築、設計、建設を監督する」

ニューウェイとカルディレは、アストンマーティンのF1設計プロセスを指揮する予定だ。

しかし、2025年シーズンへの道のりは平坦ではない。ニューウェイはAMR25の設計に参加しておらず、クルマの性能向上に課題を抱えているとされている。

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バーレーンでのプレシーズンテストでは、フェルナンド・アロンソとランス・ストロールが強力なアンダーステアに直面。チームは、コンストラクターズチャンピオンシップで5位を目指し、ハースとアルピーヌとの熾烈な戦いを予感させている。

技術者の移籍劇は、まだ予断を許さない状況が続いている。フェラーリとアストンマーティン、両チームの思惑が交錯する中、F1ファンの注目は尽きることはない。

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