スライエム、ハーバート解任の理由は「利益相反」と説明

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FIA(国際自動車連盟)のモハメド・ビン・スライエムは、元F1ドライバーのジョニー・ハーバートがメディア活動との「利益相反」を理由に、2025年シーズンのレーススチュワードから外れることになった経緯について説明した。

ハーバートは2022年末からスカイスポーツのF1解説者として活躍しており、定期的にメディアでコメントを発信してきた。特に昨年のメキシコグランプリでは、マックス・フェルスタッペンの走行を「脅迫的」と批判し、父親のヨス・フェルスタッペンから強い反発を受けていた。

ビン・スライエムは、スペインのスポーツ紙「マルカ」のインタビューで、「ジョニー(ハーバート)は素晴らしいスチュワードだったが、利益相反があり、本人もそれを認識していた」と述べた。

さらにスライエムは、「大手メディアのジャーナリストとして自分の意見を表明しながら、審判の役割を同時に務めることはできない。例えば、あるドライバーを応援していて、そのドライバーが首位や2位を走っている場合、どうやって公平な判断ができるだろうか」と説明を加えた。

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FIAによると、ハーバートは「状況を理解している」とし、スチュワードとしての経験についてFIAに感謝の意を示したとのことだ。FIA側も彼の貢献を高く評価していると述べている。

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