【アブダビGP FP1】ルクレールがトップタイム

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フェラーリのシャルル・ルクレールが、マクラーレンのランド・ノリスとメルセデスのルイス・ハミルトンを従えて、アブダビGPフリープラクティス1回目(FP1)のトップタイムを記録。マックス・フェルスタッペンのマシンで代役を務めたアイザック・ハジャーは15番手につけた。

若手の台頭

2024年シーズン最後のレース週末が、アブダビでスタートした。このFP1では、ルーキーセッションの一環として多くの若手ドライバーがレギュラードライバーのマシンを駆った。

F1史上初めて、同じチームで兄弟が同じセッションに参加することになった。ルクレール兄弟のことだ。アーサー・ルクレールがカルロス・サインツのマシンを借り、フェラーリで兄シャルル・ルクレールのサポートをFP1で行う。

2025年にVisa Cash App RB(VCARB)入りが有力視されているアイザック・ハジャーは、マックス・フェルスタッペンのレッドブルのステアリングを握った。しかし残念ながら、ハジャーはフェルスタッペンのマシンで快適さを感じることに苦労した。

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ジャック・ドゥーハンもアルピーヌでデビュー。チームから解雇されたエステバン・オコンの急な代役を務めた。

メルセデス、まだ好調?

序盤から、メルセデスがトラックで速さを見せ、ランド・ノリスを挟んで暫定1位と3位を記録。30分経過時点で、ルイス・ハミルトンがタイムシートのトップに立ち、ジョージ・ラッセルとノリスが続き、ピエール・ガスリーとハジャーがトップ5を形成した。

その後、ドライバーたちは予選の準備を始めるためソフトタイヤに切り替えた。ここでは、ノリスがマシンのポテンシャルの一端を見せ、1分24秒542を記録。ハミルトン、ニコ・ヒュルケンベルグ、フランコ・コラピントを上回った。

ルクレールとフェラーリがトップに

セッション終了10分前、シャルル・ルクレールがついにソフトタイヤを装着。ルクレールはセッションのベストタイムを記録した。一方、アーサー・ルクレールは兄より2秒以上遅れて16番手だった。

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1分24秒321のタイムで、ルクレールはノリスに0.2秒以上の差をつけた。今週末は、両者にとって準チャンピオンのタイトル争いとして重要であり、またフェラーリとマクラーレンにとってはコンストラクターズタイトルがかかっている。ルクレールはノリスに8ポイント差、フェラーリはマクラーレンに21ポイント差をつけられている。

日本人ドライバーが目立ったセッション

角田裕毅は、FP1に参加せず、代わりに日本人のホンダドライバー、岩佐歩夢が角田のマシンを担当。様々なセットアップオプションを試しながらもミスなく走り、17番手という結果を残した。FP2や週末のレースに影響を与えるようなダメージを与えることなく走行を終えたことは、角田にとっても喜ばしい結果となった。岩佐はシーズン終了後のテストでVCARBに参加する予定で、一方の角田はレッドブルでのテストが予定されている。

日本人ドライバーの活躍は続き、平川亮もマクラーレンでオスカー・ピアストリの代役としてFP1に参加。大きなインシデントもなく14番手という好成績を残した。平川もシーズン終了後のテストに参加予定だが、そこではマクラーレンではなく、TOYOTA GAZOO Racingとパートナーシップを組む小松礼雄率いるハースでの参加となる。

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