ボルトレート、スタート失速の原因 【オランダGP】

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ガブリエル・ボルトレートにとって、F1オランダGP決勝は始まった直後に悪夢へと変わった。予選で有望な走りを見せた20歳のブラジル人ルーキーだったが、決勝では思わぬトラブルに見舞われ、悔しさを募らせる結果となった。
予選13位を通過し、経験豊富なチームメイトのニコ・ヒュルケンベルグを上回ったボルトレート。しかし、スタート直後にクラッチの不具合が発生し、一気に最後尾へと順位を落とした。
「非常にフラストレーションのたまるレースだった。スタートでクラッチの問題が起きて最後尾に落ちた。何が起こったのか詳しく分析する必要がある」と本人は語る。
その後も不運が続いた。接触でマシンにダメージを負い、さらにはセーフティカーのタイミングも味方せず。ミディアム→22周目にハード→60周目にソフトと3回のピットストップ戦略を試みたものの、最終結果は15位にとどまった。
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「チャンスをいくつか逃した気もする。全体的に簡単な週末ではなかったけど、これもレースだよ。振り返って改善し、来週のモンツァに向けて切り替えるさ」と前向きに語った。
土曜の予選でチームの不振の中に希望が湧いただけに、この結果は残念だったが、ルーキーはポジティブな面も忘れてはいない。表彰台に立ったライバル、アイザック・ハジャーを称賛し、「彼が表彰台に立ったのを見てうれしかった」と語った。
ボルトレートは次戦イタリアGP(モンツァ)で、今回垣間見せたスピードを今度こそポイントにつなげようとしている。
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