ジョージ・ラッセル、メルセデスと新契約に近づく

george russell jeddah
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メルセデスのチーム代表トト・ヴォルフ氏は、ジョージ・ラッセルの契約延長に関する話し合いは「正しい道筋」にあると述べ、2025年のシンガポールGPで英国人ドライバーが輝かしい勝利を収めた後に明らかにした。

マリーナベイ・サーキットでのレースを支配したラッセルは、シーズン2勝目を飾り、シンガポールでは2018年のルイス・ハミルトン以来となるメルセデスの成功をもたらした。このパフォーマンスは、波乱のシーズンスタートを経てドイツチームが調子を取り戻したことを裏付け、コンストラクターズチャンピオンシップではマクラーレンに次ぎ、とりわけフェラーリを上回る2位を確固たるものとした。

2022年にメルセデスに加入して4シーズン目を迎えるラッセルは、今年安定したパフォーマンスを見せているにもかかわらず、まだ契約延長にサインしていない。現在の契約はシーズン終了で期限切れとなるが、ヴォルフ氏は新たな複数年契約は「ほぼ準備ができている」と断言した。

toto wolff
トト・ヴォルフ

「契約に関して言えば、良いものには時間がかかる」とヴォルフ氏はシンガポールで語った。「これらは単なる詳細であり、大きな意見の相違はない。かなり近いうちに発表する予定だ」

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スカイ・ドイツの質問に対し、オーストリア人のディレクターは、交渉は主に契約期間に焦点が当てられており、ラッセルは長期的なコミットメントを望んでいる一方、メルセデスは新しいエンジン規制時代を考慮して2027年まで柔軟性を維持しようとしていると付け加えた。

アントネッリは2026年に続投決定か

ラッセルとともに、キミ・アントネッリは2026年シーズンもステアリングを握ることが予想されている。19歳のイタリア人ドライバーはこれまで不安定なシーズンを送ってきたが、最近ではアゼルバイジャンとシンガポールの2戦で安定したパフォーマンスを見せ、そのポテンシャルを裏付けた。2026年の大きな規制変更が迫る中、自信に満ちたラッセルと成長中のアントネッリを擁するメルセデスは、若くて野心的なコンビを中心に次の時代を築く準備ができているようだ。

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