ラッセル、好調も2度の呼び出し─ピット接触で戒告、スタート練習で警告
オーストラリアGP初日、メルセデスのジョージ・ラッセルはレースシミュレーションでトップペースを披露。しかし、走行後には2度もスチュワードに呼び出され、好調な滑り出しに水を差す一日ともなった。
メルボルンのアルバート・パークで開幕したオーストラリアGP。初日の2回のフリー走行でトップタイムを刻んだのはシャルル・ルクレールとオスカー・ピアストリだったが、レースシミュレーションになると流れが変わった。ラッセルが際立ったペースを見せたのだ。
ロングランでラッセルに食らいつけたのは、チームメイトのキミ・アントネッリのみ。フェラーリは平均で約0.6秒差、レッドブルは0.8秒差と後れを取り、前年コンストラクターズ王者のマクラーレンもレッドブルの後塵を拝した。
ただ、グランプリ5勝を誇るラッセルにとって、この日は走行後も慌ただしかった。レーススチュワードに2度も呼び出されることになったのだ。
1度目はピットレーンでアービッド・リンドブラッドのマシンと接触した件。これにより、正式な処分として戒告(リプリマンド)が科された。
2度目は、ピットレーン出口で行ったスタート練習が問題となった。指定ゾーン外で実施していたことが規則違反とされたのだ。ラッセルは「太陽の光で視界が遮られ、正確に見えなかった」とスチュワードに説明。日差しによる視認性の問題は認められたものの、定められたゾーンよりもかなり手前にいたことは明らかであり、本人も認識できたはずとの判断から、警告が与えられた。
なお、戒告と警告には明確な違いがある。戒告が正式な処分記録として残るのに対し、警告は「次回は罰則となる可能性がある」という最終注意の位置づけだ。好発進を飾ったラッセルだが、週末の残りは余計なトラブルなく走り切りたいところだろう。
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