小松、オコン加入の理由を語る「若さと経験、仕事への決意」
ハースのチーム代表である小松礼雄は、2025年シーズンに向けてエステバン・オコンを起用した理由について詳しく説明した。
49歳の小松は昨夏、当時アルピーヌに所属していたオコンの獲得を決断。若く豊富な経験を持つドライバーの確保を目指していた。
ニコ・ヒュルケンベルグがシーズン終了後にアウディ傘下のチームへの移籍が決まり、オリバー・ベアマンがハースのシートを獲得。もうひとつのシートについては、ケビン・マグヌッセンを含む複数の選択肢があった。
しかし、マグヌッセンのシートを最終的に獲得したのはオコン。メルセデスのリザーブドライバーになるバルテリ・ボッタスなども候補に挙がっていた中での決断だった。
アルピーヌでの最終シーズンが波乱に満ちた展開となったオコンの起用は意外との声もあったようだが、小松はオコンを選んだ理由を次のように説明している。
「私が求めていたのは、若くて経験豊富なドライバーだった。エステバン(オコン)は当時27歳で、まだ若い。彼にはすでに表彰台の経験もあり、多くのポイントも獲得しているが、まだ自分の力を証明したいという意欲に満ちている」
「つまり、実績があり非常に若く、かつ野心的なドライバーを望んでいたんだ。しかし最も重要だったのは、仕事への決意と倫理観だ。我々はとても小さなチームで、開発や方法論においてまだ多くの課題を抱えているからね」
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