シュタイナーとハースの訴訟が和解成立、全ての請求を取り下げ

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昨年4月、ハースの前チーム代表であるギュンター・シュタイナーが、ハースF1チームの創設者ジーン・ハースによる契約更新拒否を受け、チームに対して未払い金の支払いを求めて提訴していた問題で、両者が和解に達したことが明らかになった。

シュタイナーは訴訟で、Netflixのドキュメンタリーシリーズ「Drive to Survive(邦題:Formula 1 栄光のグランプリ)」の影響でチームの知名度が上がり、F1での生き残りに貢献したと主張。具体的には「アメリカでのF1人気は高まっており、ハースもそれに伴って成長した。現代のアメリカにおいて、ギュンター・シュタイナーなしではハースもF1も存在しえない」と訴えていた。

さらに訴状では、2024年シーズンの契約を更新しないと通告された後も、チームがシュタイナーの肖像権を使用し続けていたことも指摘されていた。

しかし、メクレンブルク郡上級裁判所の文書によると、シュタイナーは訴訟を取り下げ、今後の再提訴も行わないことが明らかになった。この決定は、28時間36分に及ぶ自主的な調停を経て、両者が全ての係争事項について合意に達した結果とされている。

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ハースはRacingNews365に対し、「ハース・フォーミュラLLCは、ギュンター・シュタイナー氏との訴訟が解決に至り、シュタイナー氏が以前の訴訟で行った全ての主張を取り下げ、当社に対する全ての請求が棄却されたことをお知らせする」とコメント。

「シュタイナー氏とハース・フォーミュラLLCは、お互いの今後のプロジェクトでの成功を祈念しており、この件に関して今後一切のコメントは控えさせていただきたい」と声明を締めくくった。

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