ハミルトンが接触、フェラーリ移籍の舞台裏 サインツ・シニアが明かす意外な展開
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F1界を震撼させたルイス・ハミルトン選手のフェラーリ移籍。その裏側について、カルロス・サインツ選手の父であるカルロス・サインツ・シニア氏が興味深い証言を行った。
2025年からフェラーリに加入することが決まったハミルトン選手。12年にわたりメルセデスで数々の功績を残してきた7度の世界チャンピオンの電撃移籍は、昨年2月の発表時にF1界に大きな衝撃を与えた。
この移籍によってフェラーリを去ることになったカルロス・サインツ選手について、メルセデスのトト・ウォルフ代表は、ハミルトンとの面談前にサインツ・シニア氏から連絡を受けていたことを明かしている。
これまで、フェラーリのジョン・エルカン会長がイギリス人ドライバーに移籍を持ちかけたとされてきたが、サインツ・シニア氏はEl Cafelitoのインタビューで異なる見解を示した。
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「スクーデリアが不適切な行動をしたとは言いません。すべての条件が完璧に重なったのです」と前置きしつつ、「フェラーリはカルロスの働きに満足していましたが、ハミルトン自身が動いたことで新たな可能性が生まれました。フェラーリに近づいたのは彼の方だったのです」と、意外な事実を明かした。
さらに「おそらく、このプロセスはもっと透明性があったかもしれません。しかし、その場合は情報漏洩があったでしょうし、フェラーリはそれを望まなかったのでしょう」と、移籍劇の舞台裏に言及した。
来シーズン、サインツ選手はウィリアムズでアレックス・アルボン選手とコンビを組む。表彰台争いからは距離があるものの、同じエンジンを使用するチームメイトとともに、昨シーズン製造者選手権で下から2番目に終わったチームの再建に挑む。
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