ハミルトン、愛犬ロスコー逝去を報告

フェラーリのルイス・ハミルトンは、長年にわたり生活を共にしてきた愛犬ロスコーが肺炎の治療の末、9月28日夜に亡くなったことを明らかにした。
ロスコーは心停止を起こして昏睡状態に陥り、4日間にわたり生命維持装置で懸命な治療が続けられていた。しかし回復には至らず、ハミルトンは「人生で最もつらい決断」を下し、別れを告げたという。
SNSでの投稿でハミルトンは、「4日間にわたり生命維持装置の下で、持てる限りの力を振り絞って戦ってくれました。しかし私は人生で最もつらい決断を下し、ロスコーに別れを告げなければなりませんでした」
「彼は最後の瞬間まで戦い続けてくれました。そんな美しい魂、天使であり真の友と人生を共にできたことを、私は心から誇りに思い、感謝しています。
ロスコーを迎え入れたことは、人生で最高の決断でした。共に過ごした思い出を永遠に大切にしていきます」
「2020年にココを亡くしましたが、犬を安楽死させるという経験はこれまでありませんでした。母や多くの親しい友人が経験してきたことですが、それがどれほど痛みを伴うものかを今、深く理解しています。
愛するペットを失った人々と強くつながりを感じています。とてもつらい経験でしたが、彼と共に過ごせたことは人生で最も美しい時間のひとつでした。深く愛し、深く愛されるということは本当に特別なことです」
「これまでロスコーに寄せられた皆さんからの愛とサポートにも感謝しています。それを目にし、感じることができたのは本当に特別なことでした。
彼は9月28日の日曜日の夜、私の腕の中で息を引き取りました」とロスコーへの深い愛情を語った。
ロスコーはグランプリ週末にもハミルトンと行動を共にし、多くのファンから親しまれてきた存在。ハミルトンは「これまでロスコーに寄せられた皆さんからの愛とサポートに感謝する」とメッセージを結んだ。
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