ハミルトン、フェラーリSF25、低い車高で差を詰められる可能性を指摘

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ルイス・ハミルトンは、フェラーリがSF25をより低い車高で走らせられれば、F1での競争力を高められる可能性があると考えている。

スクーデリアでの初年度となる今シーズン、7度のワールドチャンピオンであるハミルトンは、やや不本意なシーズンを過ごしている。上海スプリントレースでの勝利こそあったものの、その後のグランプリではフロアの過度な摩耗により失格となり、メインレースでの表彰台はまだない。ベストリザルトはイモラ、オーストリア、シルバーストンでの4位だ。

新たなペナルティを避けるため、フェラーリはマシンのリアを持ち上げることを選択した。この変更は直接的にSF25の競争力に影響を与えた。現行のグラウンドエフェクト規則では、車高が1ミリ高くなるごとにダウンフォースとスピードが失われるため、フェラーリはレッドブルやメルセデスとのコンストラクターズ選手権での2位争いで苦戦している。現在、3チームの間のポイント差はわずか18点だ。

ハミルトンは、純粋なパフォーマンスで勝利を狙えるほどフェラーリにリズムがないことを理解しているが、車高をより攻めた設定にすれば、イタリアンチームが差を詰められると確信している。

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「個人的には、ここ最近のレース結果が来年に大きく影響するとは思っていない」と彼は冷静に述べた。

「もちろん、目標は前進し続け、チームとともに成長していくこと。経験を積むほど、自分もチームも成長しますし、その経験は必ず役立つ。将来的には、どんな教訓であっても、必ず力になるだろう。マクラーレンや、おそらくレッドブルに勝てるサーキットはないと思う。彼らはどのサーキットでもトップに立っているからね。だから状況が変わるとは期待していない。ただ、マシンのパフォーマンスを最適化し、結局それは車高を低くすることにつながりますが、それができれば少しは差を詰められるかもしれない」

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