マルコ、「同じ機材」角田のロングランを高く評価【アゼルバイジャンGP】

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アゼルバイジャン バクーより — レッドブルの上級顧問であるヘルムート・マルコは、アゼルバイジャンGPの金曜日フリー走行を終え、角田裕毅の走りに手応えを感じた。特にロングランでのパフォーマンスを高く評価しており、F1での将来を懸けて戦う角田にとって重要な要素となった。
角田はFP2で14番手。チームメイトのマックス・フェルスタッペンにワンラップペースで約0.6秒遅れを取った。しかしマルコはその差を「誤解を招くものだ」と退け、むしろロングランでの安定感に注目した。
「ロングランでは、彼はほぼマックスと同じスピードだった」とマルコは語る。
マルコは、長いストレートとタイトなコーナーを持つバクー市街地サーキットは精密性と安定性を要求すると強調した。角田は金曜日にまさにそれを体現し「ユウキは非常に良いロングランをした」と述べた。
また、両ドライバーが同じマシンで走っていることも付け加えた。
「ユウキはマックスと同じ機材を使っている」
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これは、しばしばレッドブル内で取り沙汰される「同等のアップグレードや技術的支援を受けているのか」という疑念に対して、大きな意味を持つ。
また、普段は賞賛に慎重なマルコは、チームの開発方向性にも言及。
「クルマのウインドウが広がり、セットアップがしやすくなった」と述べ、モンツァ以降の改善が両ドライバーに利益をもたらしていると説明した。
それでも予選に向けて課題は残る。
「予選ラップで何かを見つけなければならない」とし、チームは夜を徹してデータを分析し、FP3でさらなるペースを引き出す必要があると語った。
角田にとってポイントはシンプルだ。Q3進出、そしてクリーンに走り切ること――バクーの決勝を駆け抜けるために
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