マルコ、ハジャーは角田と面白いバトルをすると主張

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2025年のF1グリッドには、昨シーズン途中からシートを得たリアム・ローソンを含む6人のルーキーが名を連ねる予定だ。その中でも特に注目を集めているのが、昨年のF2チャンピオンシップでガブリエル・ボルトレートに次ぐ2位を獲得した実力派、アイザック・ハジャーだ。

レッドブルのアドバイザーであるヘルムート・マルコは、アイザック・ハジャーのF1デビューシーズンに大きな関心を寄せている。マルコは、ハジャーの衝動的な性格について警告を発しながらも、ハジャーと角田裕毅との間で繰り広げられるであろうバトルに興味を示した。

「アイザック(ハジャー)は非常に速いドライバーだが、同時にとても衝動的でもある。これはチーム内での角田との対決を興味深いものにするだろう」とマルコはAutoRacerに語った。ハジャーは昨年のF2で4勝を挙げ輝かしい瞬間を見せたが、その衝動的な性格が裏目に出る場面も少なくなかった。

その一例が昨年のオーストラリアでのスプリントレースだ。ハジャーは、オープニングラップでの接触により、レース後にペナルティを科され、1位の座を失った。角田も同様の特性を持つドライバーであるとされていることから、レーシング・ブルズが両者のレースをどのようにマネジメントしていくのか注目される。

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過去にレッドブルは、角田の衝動的な行動に対して厳しい姿勢を示してきた。同じ理由で、角田の昇格を見送る決断を下したとも報じられている。

角田、2026年にF1シートを失うのか?

レッドブルは、姉妹チームで4年間着実な成長を見せてきた角田ではなく、ルーキーのリアム・ローソンをトップチームに昇格させる決断を下し、多くの関係者を驚かせた。

さらに衝撃的だったのは、その直後にレッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーが、2025年中にトップチームへの昇格を提供できない場合、角田にレッドブル育成から離れることを認めると発言したことだ。つまり角田が2025年以降もレッドブルの傘下に留まるためには、ローソンが不振に陥ることが必要となる。

マックス・フェルスタッペンの歴代チームメイトが苦戦を強いられてきた事実を考えれば、その可能性も否定はできない。しかし角田としては、それに賭けるのではなく、2026年以降の自身の将来をより早い段階で確保したいところだろう。

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