角田、フラストレーションを語る「自分のコントロール外だった」

ハンガリーGPの予選を16番手で終えたレッドブルの角田裕毅は、金曜のフリー走行初回からスムーズに進まなかった週末について率直な思いを語った。
「ガレージの容易に防げることを防げなくて、いつも通りやるべきことをやれなかったのは、自分のコントロールでなかったし、逆にチームのコントロールであったので、そこはちょっとフラストエーションがあった」
こうしたトラブルはこれまでは稀だったが、近年チームで増えている印象もあるようだ。
「そういうのはちょっと多くなってきた。そこは改善してほしいですし、そこは大きく話し合ってあったので、そういうのを特にFP3で大きくセットアップを変えてきて、バランスを変えたいときになってしまったらすごく残念ですし、そういう細かいことが影響してくるので、予選はそこは話し合いたい」
FP3のバランスや予選に向けてのセットアップについては、次のように語っている。
「ちょっと変えましたけど、大きく完全に分かっているわけではない」
一方で、予選でのアタックに関しては、一定の手応えを感じていた。
「どっちのアタックも全然悪くはなくて、マックス(フェルスタッペン)から結構使いたいタイミングで、パッケージの差を汲めると同じくらいなのかなというのはある」
マックス・フェルスタッペンがFP2以降、旧型のフロントウィングを使用していたことに関しては、「知らないです、そこは」とコメント。スペックの違いについては把握していない様子だった。
それでも、タイム差については前向きに捉えている。
0.16秒差という結果については、Q1敗退という結果と合わせて複雑な心境もあるようだ。
最後に、今回の無線について「すごく聞き取りやすくなった」との記者の声に対しては、こう返した。
「何か変わったかは分からない。向こうでシステム変えたのか分からない」
【関連記事】
- 【ハンガリーGP】予選結果― ルクレールがポール、角田は16番手
- 【ハンガリーGP】金曜日レポート―レッドブルの抱える問題とは
- 【ハンガリーGP金曜日】角田のコメント「バランスよりグリップが問題」
- 【ハンガリーGP】フリー走行2回目結果― P9角田、フェルスタッペンを上回る
- 【ハンガリーGP】フリー走行1回目結果― ノリスがトップ、角田は17番手