【F1中国GP】ハジャー、戦略の難しさを語る「指揮するつもりはない」

isack hadjar china
スポンサーリンク

レーシングブルズ(VCARB)の新人ドライバー、アイザック・ハジャーが、中国グランプリでの戦略的課題について率直に振り返った。レースをグリッド7番手からスタートしたハジャーは、タイヤ戦略の難しさに直面した。

チームは、ピレリタイヤの劣化を懸念し、2回のピットストップ戦略を選択。しかし、予想に反してタイヤの持続性が高く、多くのライバルが1回のピットストップで対応する中、ハジャーは2回のピットストップを余儀なくされた。

レース後、シャルル・ルクレール、ルイス・ハミルトン、ピエール・ガスリーの失格もあり、ハジャーは最終的に11位につけた。ウィリアムズのカルロス・サインツに2.5秒差で抑えられ、惜しくもポイント獲得には届かなかった。

racing bulls 6

「僕はこれをコントロールできなかった。ただ自分のレースをすることに集中し、できる限り速く走った。ペース自体は本当に良かった」とハジャーは語る。「でも、これは僕のF1での2戦目であり、初めての本格的なレースで、自分で戦略を決める立場にはなかった。チームが計画を立て、それに従うだけだ」

スポンサーリンク

「他のドライバーたちはトラックにとどまり、1度のピットストップでうまくいっていた。これは本当に複雑なことなので確実ではないが、僕たちも一度のピットストップにしていれば、7位でレースを終えてポイントを獲得出来ただろう

さらに、終盤のドゥーハンとの激しい攻防についても言及。 「彼がブレーキミスをした際、順位を守るために無理に勝負に出る必要はないと判断した」 と率直に語り、 「彼はペナルティを受けたので、結果的に僕は戦いに勝ったことになる」 と締めくくった。

若手ドライバーとしての経験を糧に、ハジャーは次戦への期待を見せている。

【関連記事】

スポンサーリンク

スポンサーリンク

類似投稿