ハジャー、バクー予選終盤のミスで8番手に止まる

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アイザック・ハジャーは日曜日のアゼルバイジャンGP予選で8番手を獲得した。安定した速さを見せながらも、最後に痛恨のミスを犯し、悔しさの残る結果となった。
フランス人ルーキーのハジャーは、この日を通じて好調な走りを披露した。最終フリー走行では1分42秒146で9位につけ、その後のQ1とQ2を順調に突破した。Q1では1分41秒656、Q2では1分41秒647と、マシンの速さをしっかり示した。
しかし、Q3の最終アタックで最後のコーナーを攻め過ぎ、わずかなミスでタイムを大きくロス。1分42秒327にとどまり、結果は8位となった。
「今日はとても難しいコンディションでしたが、チームとしては良い結果でした」とハドジャーは語る。
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「最終ラップの最終コーナーまでは完璧にコントロールできていたが、少し強く縁石を踏んでしまい、0.8~1.0秒を失った。攻め切りながらもコース上にとどまることが一番の課題だった。マシンは本当に速く感じられたし、赤旗のあともう一度アタックしたかったが、最後にミスをしてしまった」
それでもハドジャーは前向きだ。
「もう少し上を狙えたと思うが、明日はポイント獲得を狙える位置にいる。まだ可能性は十分ある」
今回の結果は、彼のポテンシャルと同時に、F1での小さな差が勝敗を分けることも浮き彫りにした。2026年のVCARBのシートがまだ決まっていない中、ハドジャーはマックス・フェルスタッペンのチームメートとしてレッドブル昇格の最有力候補と見られている。
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予選結果
順位 | ドライバー | チーム | タイム |
1 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル | 1:41.117 |
2 | カルロス・サインツ | ウィリアムズ | 1:41.595 |
3 | リアム・ローソン | レーシングブルズ | 1:41.707 |
4 | キミ・アントネッリ | メルセデス | 1:41.717 |
5 | ジョージ・ラッセル | メルセデス | 1:42.070 |
6 | 角田裕毅 | レッドブル | 1:42.143 |
7 | ランド・ノリス | マクラーレン | 1:42.239 |
8 | アイザック・ハジャー | レーシングブルズ | 1:42.372 |
9 | オスカー・ピアストリ | マクラーレン | |
10 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | |
11 | フェルナンド・アロンソ | アストンマーティン | 1:41.857 |
12 | ルイス・ハミルトン | フェラーリ | 1:42.183 |
13 | ガブリエル・ボルトレート | ウィリアムズ | 1:42.277 |
14 | ランス・ストロール | アストンマーティン | 1:43.061 |
15 | オリバー・ベアマン | ハース | |
16 | フランコ・コラピント | アルピーヌ | 1:42.779 |
17 | ニコ・ヒュルケンベルグ | アストンマーティン | 1:42.916 |
18 | ピエール・ガスリー | アルピーヌ | 1:43.139 |
19 | アレックス・アルボン | ウィリアムズ | 1:43.778 |
20 | エステバン・オコン* | ハース | 1:43.004 |
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