ドゥーハン「僕には少なくとも今年の契約がある」将来への憶測に返答

アルピーヌF1チームのジャック・ドゥーハンは、自身のF1での将来について様々な憶測が飛び交う中、「少なくとも今年は、もしかするとそれ以上」チームとの契約を結んでいると主張している。22歳のオーストラリア人ドライバーは、自分のシートが多くのドライバーから切望されていることを認識しつつも、F1での一瞬一瞬を大切にする姿勢を示した。

ドゥーハンは不確実性に包まれた状況でF1デビューシーズンをスタートしている。アルピーヌにおける、フランコ・コラピントのリザーブドライバー採用により、彼へのプレッシャーはさらに高まっている。

短期契約のみに署名したという噂に直面しても、ドゥーハンは冷静さを保ち、チームとの契約の確かさを強調。外部からの憶測に惑わされないと語った。

「皆もわかっている通り、噂やコメントについて考えても意味がないから、僕はそういったことを気にしていない」とオーストラリアGP木曜日の記者会見で彼は語った。

「少なくとも今年は、もしかするとそれ以上、僕には契約がある。だから、単純に地元でのレースを楽しみにしているよ。将来の不確実性については心配していない」

一方で、ドゥーハンは自分のポジションの競争の激しさも認識している。「マシンに乗るたびに結果を出さなくてはいけないとわかっている。僕のシートを狙っている人は、実際に4人いる。チームには4人のリザーブドライバーがいるので。フランコだけでなく4人全員が、ピーエル、もしくは僕のポジションを欲しがっているはずだ」

「僕は過去2年間リザーブドライバーだった時に、このシートを望んでいた。だから、それが最後であると思って各レースを楽しむつもりだ。マシンで過ごす瞬間すべてを楽しみたいからね」と締めくくった。

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