ドゥーハン、少なくとも夏休みまでアルピーヌのシートを確保

アルピーヌのジャック・ドゥーハンは、少なくとも夏休みまで自身のシートを確保できる。ドイツの自動車専門誌「Auto Motor und Sport」によると、ドゥーハンは夏まで「猶予期間」を得ているという。
同メディアはまた、ドゥーハンのアルピーヌでの将来がもはや危機に瀕していないとも報じている。実際、ドゥーハンはシーズン開始前からすでに自身のシートを守るために苦戦していた。ウィリアムズからフランコ・コラピントが加入するという噂が流れていたからだ。
一部の報道によれば、ドゥーハンはアルピーヌと短期的な契約しか結んでいないとされていた。これには、もしチームでのパフォーマンスが振るわない場合、マイアミGP後にドライバー変更ができるという条項が含まれているという。2025年シーズン直前のコラピント加入騒動は、ドゥーハンへのプレッシャーをさらに高めることになった。ロンドンで開催されたF1 2025シーズンのローンチイベントでは、彼の立場に関する質問が相次いだ。
ドゥーハンは、オーストラリアと日本での最初の2レースで大きなクラッシュを経験するなど、波乱に満ちたシーズンスタートをした。それにもかかわらず、チームはバーレーンGPでの彼の進歩に勇気づけられている。ドゥーハンは予選で11位という今季最高の結果を出したものの、Q3進出にはわずかに届かず、日曜日のレースでは14位に終わった。
「彼は今週末、そして全体的に良い仕事をした」とチーム代表のオリバー・オークスはバーレーンGP後に語った。「日本での最初のフリープラクティスがやや不安定だったことは承知している。しかし今週末は、特に予選Q1で、良い仕事をした。Q3最終ラウンドに進めなかったことは少し残念だった」
「レースでも、最初の2スティントの間、彼は非常に良い仕事をした。最終的には状況が微妙だった。セーフティカーが全車を集めてしまった。競争力という点では、マシンは厳しい状況だ。しかし、彼は良い週末を過ごした」
一方、ピエール・ガスリーは素晴らしい週末を過ごし、7位でフィニッシュしてアルピーヌの今季初ポイントを獲得した。
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