元フェラーリ代表トッド氏、ハミルトン加入に「勝利の保証にはならない」とコメント

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フェラーリF1の元代表で、FIA前会長のジャン・トッド氏が、ルイス・ハミルトンのフェラーリ加入について、慎重な見解を示した。7度の世界チャンピオンの加入が、「必ずしもチームの競争力向上に直結しない」と語った。

40歳のハミルトンは現在、2025年シーズンに向けて、2023年型と2024年型マシンを使用した大規模なテストプログラムを実施中。フェラーリは17年間に渡り世界タイトルの獲得を実現できていない。これに終止符を打つべく、最強のチーム作りを目指している。

しかし、トッド氏はイタリアの新聞『ラ・レプブリカ』のインタビューで、「フェラーリが優勝するために何が足りないのか?わずかなもの、本当にわずかです。過去にも、とても近いところまで来ていました」と述べた。

「シャルル・ルクレールとカルロス・サインツのコンビも素晴らしかった。ドライバーが原因で負けていたわけではありません。もちろん、ハミルトンが加入しても、チームは高いレベルを維持するでしょう」

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「前のコンビより良くなるのか?それは分かりません。彼の加入が勝利の保証になるとは思いません。結局はマシンのレベル次第でしょう」

来シーズン、ハミルトンはフェラーリで既に確固たる地位を築いている新たなチームメイトと共闘することとなる。7度のチャンピオンの加入について、ルクレールに影響はないと考えている。

「ハミルトンの存在がルクレールを動揺させることはないと思います。ルクレールにとっては、メルセデスのジョージ・ラッセルのように、さらにモチベーションを高める機会になるかもしれません」と締めくくった。

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