ヨス・フェルスタッペン「レッドブルは結束を取り戻しつつある」
マックス・フェルスタッペンの父であるヨス・フェルスタッペンが、レッドブルの内部状況に前向きな変化が見られると語った。特に、ヘルムート・マルコが「再びチーム内で影響力を発揮している」と強調している。
ヨス・フェルスタッペンはオランダのメディア「De Telegraaf」とのインタビューで、これまでの自身の意見に変わりはないとしつつ、現在のレッドブルにはポジティブな兆しがあると述べた。
「その通りだ」とヨスはコメント。「ヘルムート(マルコ)が再び重要な役割を果たしており、これは非常に良いことだ。チーム全体が少しずつ結束を取り戻していると感じる」
「2025年はレッドブルにとって真価が問われる年」
2024年シーズンはレッドブルにとって厳しい年だった。パフォーマンスの低下やチーム内部の変革が目立ち、コンストラクターズタイトルを逃し、マクラーレンとフェラーリに次ぐ3位に終わった。
それでもヨスは、2025年をチームが再び自らの実力を証明する年になると期待している。
「間違いなく重要なシーズンになるだろう」とヨスは語った。「チーム内で多くの変化があり、新しいポジションに就いたメンバーもいる。ただ、今のレッドブルには、速さを証明し直す必要がある」
「私たちは、チームが速いマシンを作り続けられるかを非常に重視している。マックス(フェルスタッペン:息子)も同じ意見だ。プレッシャーはあるが、それは当然のこと。チームは、優れた人材を維持しながら再びトップに立つ力があることを示さなければならない」
マックス・フェルスタッペンの4連覇とレッドブルの課題
2024年、マックス・フェルスタッペンはマクラーレンやフェラーリの復活にもかかわらず、4年連続のワールドチャンピオンに輝いた。しかし、チームとしての課題は残されている。ヨスの言葉が示すように、2025年はレッドブルにとって復活の年となるだろう。今後の動向に注目だ。
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