FP2でアントネッリが早期クラッシュも「自信はまだある」【イタリアGP】

キミ アントネッリ モンツァ
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メルセデスの新人キミ・アントネッリにとって、母国グランプリであるモンツァでの金曜日FP2走行はわずか9分間で終了した。アントネッリはターン7でコントロールを失い、砂利に滑り込んで1日を早めに終えることとなった。

母国のファンの前での華やかな初回セッション後だっただけに、この挫折は特に失望的だった。ボローニャ出身のアントネリはFP1で25周を完走し、上位5人のドライバーの中で最多周回数を記録、1分20秒940のラップタイムで5番手につけた。トップのフェラーリのルイス・ハミルトンからは約0.8秒の差だった。

しかし午後、彼のFP2は突然終わった。「持っていたグリップに対してスロットルを踏みすぎて、少し欲張りすぎた」とアントネリはマシンから降りた後に認めた。

Mercedes Kimi Antonelli Monza

「とても残念だよ、1日良い調子だっただけに」と彼は付け加えた。「FP1は順調で、FP2の開始も良好に見えた。でも、自信はまだあるし、明日のプログラムを調整するだけだ。すべてに備えられるよう努力するよ」

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ミスにもかかわらず、アントネリはメルセデスが進歩していることを強調した。「セットアップは正しい作用しているよ」と彼は述べた。「調整時間とラップ数を失うのは惜しいけど、準備してベストを尽くすつもりだ」土曜日のFP3を見据えて、「いつものようにタイトになるだろう。10台が0.4秒以内にひしめいているのを見れば分かる。でも僕たちのペースは良く、可能な限り上位からスタートできるよう全力を尽くすよ」と述べた。

アントネリはここ数週間、彼を見る目は厳しい。イタリア人ルーキーはメルセデス代表のトト・ヴォルフによってF1に早期昇格され、ヴォルフは彼をマックス・フェルスタッペンの初期キャリアと比較している。その比較は期待をさらに高め、F2での短期間と比べてF1の要求に時折圧倒されているように見えることもある。

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