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ノリスが太鼓判「ピアストリは将来F1世界王者になる」

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lando oscar

オランダGP終了時点で、ランド・ノリスはオスカー・ピアストリに34ポイント差をつけられていた。しかしそこから状況は一変する。ノリスはシーズン後半にかけて勢いを増し、最終的に自身初のドライバーズタイトルを獲得。一方のピアストリは成績を伸ばせず、マックス・フェルスタッペンに次ぐランキング3位でシーズンを終えた。それでもノリスは、マクラーレンのチームメイトに大きな賛辞を送っている。

伝統のザントフォールトで行われたオランダGP後、マクラーレン内部では勝負が決したかのように見えた。当時、優勝して選手権首位に立っていたピアストリは、ノリスに対して34ポイントのリードを築いていた。しかし、その後オーストラリア人ドライバーは精彩を欠くレースが続き、対照的にノリスは好調を維持。最終戦でタイトルを決め、ピアストリはフェルスタッペンに続く3位に甘んじた。

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オスカー・ピアストリ

それでも11勝を挙げたノリスは、今季を振り返りこう語る。「今年、特に僕を苦しめたドライバーが2人いた。どちらも信じられないほど速かった。マックスとオスカーだ」

さらにノリスは、チームメイトについて次のように続けた。「オスカーの方が、ある意味ではより手強い相手だった。なぜなら、彼は僕とまったく同じマシンに乗っていたからね。そしてマックスについては……誰もが分かっている通り、彼は常に警戒しなければならない存在だ」

「フェルスタッペンとのポイント差が大きく開いていた時でも、僕たちは常に彼を意識していた。マックスは、彼のタイトル争いが早々に終わったとする見方が間違いだったことを証明してみせた」

ノリスは最終的にタイトルを手にしたが、その言葉からは、ピアストリが将来チャンピオンになる可能性を強く信じていることがうかがえる。

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