ノリスが明かす、ピアストリの「尊敬できる点」とは

F1選手権首位のランド・ノリスは、マクラーレンのチームメイトであるオスカー・ピアストリと選手権タイトルを争っている。これは2人のレーシングドライバーの個人的な関係に影響を与えているのだろうか。ランド・ノリスがそれについて語る。

ランド・ノリスとオスカー・ピアストリは、このオーストラリア人ドライバーが2023年シーズンにF1に昇格して以来チームメイトであり、3年目の共同GPシーズンでは、2人のマクラーレンドライバーの関係が厳しい試練にさらされている。というのも、両者とも初の選手権タイトルを獲得するチャンスを持っているからだ。それに応じて、彼らにかかるプレッシャーも大きい。

それでも、チームメイト間の個人的な関係は損なわれていないとノリスは断言する。ラスベガスでのレースウィークエンドを前に、このイギリス人ドライバーは、何か変化があり、それが2人のF1スターのソーシャルメディア動画が少なくなった理由なのかという質問に対してこう答えた。「いや、動画が少なくなったのは、私たち両方がもっと少なくしてほしいと頼んだからだ。私たちはレーシングドライバーだ。アクセルを踏みたいのであって、ソーシャルメディアの動画を撮りたいわけではない。だからそれは私たちドライバーからの要望だった」

「それ以外は、すべて以前のままだ。それについて私はとても満足している。私たち両方がそうだと思う。それは私たちがお互いに多くの敬意を抱いているからで、私たちが置かれている状況も理解している。私たち両方は、個人的な世界とモータースポーツの環境を明確に分けている。これはずっとそうだった。カート時代からチームメイトとうまくやってきた。それは私がいつも望んでいたことで、そのほうがより楽しいからだ」とこの26歳は強調する。

そしてノリスはこうも明言する。「私たち両方は、マクラーレンのために働いていることを非常によく理解しており、チームにとって最善の結果を達成するために非常に懸命に取り組んでいる。ドライバーとして、もちろん自分自身のパフォーマンスを最高レベルで発揮しようとする。しかしコックピットから降りたら、一緒に冗談を言い合うこともできる。ミーティングではまだ笑いがあるし、サーキット外で過ごす時間を楽しんでいる」

「多くの点で、これまで以上にうまくいっていると思う」とこの11回のグランプリ優勝者は付け加え、こう認める。「私たちは違っている。彼は非常にリラックスしていて落ち着いている。彼はいつもとてもクールな印象を与える。それは私が彼について少し尊敬していることでもある。彼が多くのことをどれだけ冷静に処理するかということだ。それは良い特性だ。彼の気分がどうなのかを認識するのは難しいが、私の場合はもっと明白だと思う」

そしてノリスはこう補足する。「私たちが一緒にゴルフをしたり、カルロス・サインツと一緒にやっていたような他のことをするわけではない。私たちは本当に違っている。しかし私たちはうまくやっている。私たちはうまく協力しており、これまで以上にうまくいっているとさえ言えると思う」

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