ノリス、黄旗違反について語る「僕の責任」

マクラーレンのランド・ノリスは、カタールGPでイエローフラッグを遵守しなかったことについて「失敗した」と認めた。

マクラーレンが26年ぶりのコンストラクターズタイトル獲得に向けて重要な2位、さらには優勝も狙える位置にいた中、ランド・ノリスはイエローフラッグ下で十分な減速をしなかったとして10秒のストップ＆ゴーペナルティを科された。

状況を説明すると、ウィリアムズのアレックス・アルボンのバックミラーがストレート上に落ちていた。レースディレクションはレース中断を選択せず、代わりにその区間をイエローフラッグ規制下に置くことを選んだ。

この制裁によりノリスは後方に落とされ、表彰台のチャンスを失ってしまった。それでも、ノリスは10位まで追い上げ、ファステストラップも記録して2ポイントを獲得。わずかな慰めだが、これによりマクラーレンはコンストラクターズチャンピオンシップでフェラーリに21ポイントのリードを保っている。

「もちろん失望している」とノリスはメディアに語った。「チームを失望させてしまった。チームは今日、最速といえる素晴らしいマシンを用意してくれたが、僕が失敗した」

「何を間違えたのか分からない。僕はバカではないから、イエローフラッグが出たら減速しなければならないことは分かっている」

ノリスのマクラーレンへの謝罪

「これはカートレースで学ぶ第一のルールだ。何らかの理由で、今日は見えなかったか、見逃したか、そのようなことで実行できなかった」

「これは僕の責任だ。僕は確かに何か間違いを犯したはずで、チームには年末まで謝罪するしかない」とノリスは締めくくった。

フェラーリがコンストラクターズランキングで迫ってきているだけでなく、ノリスはドライバーズランキング2位の座を、シャルル・ルクレールにわずか8ポイント差まで迫られている。

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